冷蔵庫を開けたら、ご飯のお茶碗にアイオリソースがぽてっと入ってるんが見つかった。
…。
いやいやいや、ご飯のお茶碗ですよ、マダム。
ご飯以外のもん入れたら、ほくろ毛生えるよ?←誰がそんなことを
過去にもこの件で愚痴めいた記事を書いた。(参照・『新鮮過ぎる』)
我が家にはパイレックスの小皿があるからさ、そっちを保管用だのアイスクリームだのに使こてくれたら宜しいねんけどね。
義母と一緒に買物に行ったら、レジの手前で彼女が真剣な顔してうちに聞くねん。
「パンは? パンを買わなくてええの?」
うちにパンあるよ~。普通の食パンやったらあかんのかな?
義母は「あぁ、(食)パンあるの」と一応納得しはって、追加の買い物は無かった。
と思ったら、うちの完璧な間違いやった!
フランス人にとっての“パン”とは、日本人にとってのご飯、白米、銀シャリ!
うちは「パン」と聞いて翌日の朝食のことやと考えて、いつも食パンやからそれでOKと思った。
大間違いでしたのよ、奥様!
三食、きゃつらはフランスパンを召し上がりますのよ。
知らんわ~!
今日のお昼は、うちがちょいと頭をひねって(て自慢するほどでもない)、チャーハンをご馳走したることにした。ご馳走やて、ご馳走…。
日本の庶民お昼ごはんっちゅーたら、チャーハンを抜きにして考えられへんやんね。
「ご飯と一緒に調理しますねん」
って事前に宣言してのに、午前中の外出から帰宅してお昼の支度に取り掛かったうちの横で、義母、真っ先に
フランスパンを切る
という、なんでやね~ん、お米あるっちゅーてるやん~な所業に及ぶ。
どないすんねん、この切られたパン。
まな板バリバリ必要やから、パンはごそっとジップロックにぶち込んで置いといた。
夫も帰宅。
まいう~なチャーハン食わしたる言うてるのに、昨日の残りの(義母が作った)ゆで卵やハムやフランスピクルスなんかを、お茶碗から増量されたアイオリソースと食っとるやん。
でもチャーハンも味見したいっちゅーから、ちょびっと分けてやったよ。
ところで、チャーハンはフランス人達に大受けしたで。
パラパラ爽やか仕上げよりは食べやすいか思って、最後に溶き卵を入れるネットリ(神経質な民族向け)仕上げにいたしました。
息子にも具材を炒めるんを手伝わせたら、自分が調理したんは特に美味しく感じられるようで、ペロッと食べてたわ。
そうそう、ジップロックにぶち込んだフランスパン、いつの間にか誰かがトーストして食卓のどまんなかに登場。
そしてチャーハンの後に当然の顔して登場したチーズと一緒に、皆様お召し上がりになりました。
ブレへんな、この人ら。
食の感覚の違いが微妙にクロスファイアしてる今日このごろやけど、なんとかやってます~。
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