裏庭にある桃の木を剪定することにしてん。
この桃の木、実は昨年の春に夫が小枝をぜ~んぶ取り去るっちゅー阿呆間抜けな行為に及び、つんつるてんになってもうたんよね。
春から夏にかけて、花はもちろん葉っぱも実もなく、ええ時期やのにひとり冬の裸木しとった。
夏の後半から盛り返して、夫がカットした枝の上部から小枝をひゅんひゅんと伸ばし、そこで葉っぱをぶわっと広げた。
結果、桃の木は上部3分の1だけがたわわに生い茂る葉に飾られ、本体下部はつんつるてんの幹を晒してる。
まるで
こんな姿。
パームツリーやん。桃ちゃうやん。
阿呆阿呆阿呆。
こやつに剪定させたら小枝取っ払うことやと勘違いしてるからアカンわ。
うちの考え。
- 最終目的:桃の木サイズをコンパクトにしておきたい
- ほんまは上部1.5~2mくらいを潔くカットしてリセットしたいけど、それはさすがに木が可哀想
- なので順繰りに枝を切り落とすことで、桃の木の体力は維持させる
- 手始めに今年は、東隣りの庭へ伸びてる太枝を低い位置でカットする
- この夏に、そのカットされた部分から新しい小枝が伸びるんを期待
- 来年再来年と、別の太枝上部を一箇所づつカットしていく
これを夫に説明した。
でもね、このおっさん理解できへんのよ。
何回も「でもこんな低い位置で太い枝を切るんはちょっと…。この辺でどない?」と、上から1m程度んとこを指し示す。
そこは、おのれが昨年切り落としたとこじゃー。同じことになって終わりやんけ、こら!
「せやから、うちは木をコンパクトにしたいんやて。そのために…」と何回も、少なくとも5回以上は同じ説明を繰り返したで。
息子が同じこと何回も言われてもできへんのは、絶対にお前の血やっ!
うちの説明をボイスレコーダーで録音して、毎回再生したったら良かった。
あまりにも理解できへん夫やから、ついに言うたよ。
「あのな、去年あんたがぜ~んぶ小枝落としたやろ。おかげで桃の木は大変なシーズンを過ごしたんや」
夫は「それやったら切った時点でそう言うてくれたらええのに」なんて言う。
あのさ~。
小枝全部切り落とすっちゅー無駄な作業に汗を流して「綺麗さっぱりした」って疲労感と満足に幸せそうに浸ってる男に
「あんたのやったこと、丸っきり無駄。どころか、虐待」
なんてほんまのこと言えんやん。
でもね、うちも強く出れんのよ。
桃の木の太枝(幹線道路にあたる)を一箇所だけカットして、ほんまにその上部から小枝がちゃんと出るもんかどうか。
去年みたく全部の枝をカットしちゃえば、再生するのはわかってる。でもそれはさすがに可哀想やしみっともない。
夫は夫で、ある程度桃の木の高さがあれば目隠しや日陰になるから、あんまり小さくしたくないんやて。
ってことで、結局今年は様子をみよう、って結論で妥協したった。
ブログ書きもってついでに桃の木の剪定についてググッてみたら、いやいやいや、奥が深いわ~。上手な植木職人って職人の名前にふさわしいね。
木への愛が無いとできん仕事やなぁ。
(暇人へ。夫の過去の同じ過ちにからむ記事『ハゲ木と、若君』)
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