「息子~、はよ起きや~」と、隣の部屋から声をかけてん。奴がベッドの中でごろごろしてるんは知ってたから。
そうしたら息子の返事は、あろうことか

「起きてるっ、Dumbhead!」

やった。
これ、まあ言うなれば「間抜け!」とか「うすのろ!」ってとこやな。

聞き捨てならん!

確かに息子はベッドから出てたけど、床に座ってなんかおもちゃをいじっとる。

「あんたね、親に向かってDumbheadはあらへんやろ」
「先生とかパピとマミ(じじばば)とか親に向かって言う言葉ちゃうよ」
「友達同士でふざけて言うんやったら、まぁ、ありえるけどな」

ってちゃっちゃと叱ったら、本人なりに「やばし」って理解した模様。ちょっと涙目になってたw。

夫が何事やと知りたがったんで、ちくりましたよ奥さん。
そうしたらば夫は「だからあの『Weired School Daze』シリーズを読むんは嫌やねん」やて。
てことで、即息子に『Weired School Daze』を借りてくることまかりならんと通達。うぉーって怒ってたわ。

この『Weired School Daze』ってのはおバカで間抜けな変な学校の話。
そもそもDaysってとこをわざとDaze(ぼーっとしてる状態)にしてるだけあって、主人公の通う学校の名前もElla Mentary School。Ellementary School(小学校)にすべきとこを、エラ“精神”学校になってるもんやから、そっから怪しい。
校長も教師もコーチも警備員も、みんなむちゃくちゃ。アホらしさ全開で、実はうちは結構好き。息子もお気に入りで、あっちゅー間に1冊ぺろって読む。

このシリーズはいわば『クレヨンしんちゃん』系なわけやね。
うちはしんちゃんは読んだこともアニメを見たこともあらへんけど、評判は知ってる。

子供は大好きだけど、大人は眉をしかめる

いずれ息子も同世代の男子どもとのアホな会話をするようになるんやから、うちとしてはこの本である程度仕込んでもええんちゃう?なんて思う。
ただ、悪い系言葉の使い方をちゃんと察してもらわないかんわな。

本の中で、誰が誰に対して「Dumbhead」って言うたんか息子に聞いてみたら、「先生がA.J.(主人公で、小学2~3年生)に向かって使った」っちゅーから、こっちは内心の爆笑をこらえるのに必死よ。
「とりあえず、友達同士ならともかく、目上の大人に向かって使う言葉やないよ。本の中でも生徒が先生や親に向かっては使ってへんやろ」と説明したら、納得しとった。

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