お腹よりも懐具合が痛んだ虫垂炎。
ドクターが「多分虫垂炎やな」言うた時には、うちはホッとした。
その後の流れも、ネットで情報を仕入れてたから、ドクターの指示も「まぁ、しゃあないわな」って納得できた。

で。

夫が提案してきた。
「ER行くことになったら、またどえらい出費になるやん。せやから先にドクターに、他所のERへの紹介状を出してもらえるかメールで聞いてみようや?」

まぁ、そやな。
他所の病院のERがうちとこの加入してるKaiser Permanenteグループより安くあがるんかどうかわからんけど。見積もり出してもらえるんやろうかね?

今朝夫がうちのアカウントでドクター宛のメールを作成してくれて、うちに確認を求めてきた。
読んでて「あれぇ?」って違和感あった。

痛みがひどくなってERに駆け込む前に、他所の病院でもERに行けるように紹介状を書いてもらえませんか

え~と。
なんでERに行くこと前提になってるんや?
ERに駆け込むほどまで痛みを我慢せんでもええやん。それってむしろデンジャ~やん。
痛みが悪化したらさっさと救急外来で診てもろて、そこで薬出してもろたらええやん。

細かい経緯は書くのも(多分読むのも)面倒臭いから省くけど、実は夫、虫垂炎(盲腸)を薬で散らせるってことを知らんかってん。

なんで知らんねん!?

びびるわ…。
何年生きてるねん。
その目と耳は飾りか。

うちが子供の頃、盲腸っちゅーたら軽めの手術、ってのが定番やった。
それがいつの間にか「薬で散らせる」ってのを見聞きするようになった。そして盲腸やなく虫垂炎って名称もいつしか知った。
身近に虫垂炎やった人おらんから、詳しいことは今回わが身に降りかかるまで調べることはなかったけどね。

確かに夫は数学はよぉ~くできますよ。それ活かして家族に飯食わせてますよ。
せやけどさ、世の中の一般常識も知っとこうや。
NY Timesであれこれ世相を知るのもええけど、Timesでは「虫垂炎では手術せんで済むことが多いよ。薬でだいたいOKよ」なんて今更教えてもらえんよ。
(NY Timesよりも日本の漫画の方が勉強になるんちゃう~?)

てことで、夫にメールを訂正してもろた。←自分ではしない
だってさ、あのまんまメールを送信してたら、まるでうちがドクターの話をなんも聞いてへんみたいやもん。そして無知を疑われるとこやった。

夫は遅かれ早かれうちがERで手術を受けることになると思ってたんやな。
薬で散らせると知って(←やっと。人生初めてw)うちがメールに異論を唱えたワケをやっと納得し(←それまでちょっとムッとしとった)、いろんな面でかなりホッとして出勤してった。
でも「急激に悪化して虫垂テロ発生したら、ERもありやで」とは説明しといたよ。
現在痛みは一進一退で悪化してへんからこのまま消えてくれたらええな~と思ってる。

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