ふと気づいてしもた。
アメリカでBBQが盛んなんは、

奥さんの陰謀が実ったおかげちゃうか!?

と。
だってやな、BBQっちゅーたら、男の仕事。マン。マスキュリン。筋肉(←いらんけど)。
いくら普段の料理は妻に任せる奴といえど、BBQとなれば「俺がやる」でないと男やあらへん。

ほんでさ~、BBQって楽なんよ~。
お肉とか、適当に切った野菜を準備したら、あとは勝手に男が焼くやん。
BBQの後始末も、カナブラシで(男が)擦ったらほぼ終わりやし。
外で焼くから、飛び散る油だの煙だの気にせんでええやろ。
大皿用意して、皆で「わ~い」って取り分けて。

うち、なんとなくBBQの日は楽やな?と気づいてから、夕食の支度が面倒臭い日(←子供らに午後を抹殺されたとか…)は、夫にBBQをしてもらう。
場合によっては、帰り道にスーパーで食材買ってきてぇん、なんて主婦にあるまじき依頼もする(しまくる)。

ほんで、うちだけやないと思うんは、西隣りのご夫婦もよくBBQしとるから。
ご主人が裸の大将になって、ガレージ前でええ匂いさせてるねん。
で、奥さんが0歳の坊や抱っこして、立って肉焼いてる大将の横で椅子にゆったり腰掛けてはるねん。
ピンときたわ。
「奥さん、お主もワルよのぉ…ふふふ」

どうも日本では自宅庭でのBBQってマナー違反らしいなー。
ど田舎の一軒家ならともかく、市街地で家同士が密集しとったら、しかも空気に湿気ある日なんか、すぐ隣で煙出されたら嫌やろうなぁ。
洗濯物が!とか。うちとこの室内が臭うやんっ!とか。

この辺り、アメリカはBBQの匂いがしたら「誰かええことしとるな!」やねん。
男の文化になっとるってのもあるしね。
1年半前に我が家も夫念願のBBQグリルを購入して庭に設置してから、むっちゃ活躍しまくりやで。

そういや日本におった頃、とある集まりでBBQに誘われてん。
場所は堂々の淀川河川敷。
BBQ番長の男子がおって、何から何まで完璧に準備してくれた。ここでは書ききれんほど、見事な始末やった。ラジカセまで準備するあたり、すごいね~と褒めたら、「僕にはBBQの師匠がおるねん。仕込まれてん。師匠もその師匠から仕込まれてん」言うてた(つまり、あんたは孫弟子か)。
彼は楽しんでやってたとこが素晴らしかった。

そんな我が家は、もちろん今日の夕食はBBQでっせ~。

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