快調すぎるで！
と横目で見るうちを全然気にせんと、ご機嫌さん。
で、このフランス人がまたうちに頼んでくるのは、テイスティングのお手伝い。
いや～、こだわってはるねっ。通やないけど、ちょっとイキってみたいんやね。
別にたいしたワインやあらへんねん。
夫がこの頃気に入ってるお買い得品で、なかなかおいしい。
これをデキャンタしたんとしてへんのんとで、
俺は違いがわかる男か？
ってのを試したいねん。
逆にいうなれば、デキャンタの意味ってほんまにあるん？てのを確かめたい夫。
デキャンタ用のガラス容器あるねんけど、それやなくて簡易なブツの効果ね。
こんなの ↓
注ぎ口につけるだけでほんまにデキャンタ効果あるん？
義父母にギフトで差し上げたんは、効果ありそうやわ～。
こんな感じ ↓
さ～て、うちは２個あるワイングラスのうち、ひとつにはこのちっこいブツでデキャンタしたもの、そしてもうひとつには普通にボトルから注いだもの、を目隠ししてた夫に出してやった。
夫、くんくん匂いを嗅いで、「なんとなく、こっちの方がええ香りがする。ブーケが広がる、みたいな」「味もなんかええし」とか言う。「もう１個の方は、香りからしてちょっと固いな～」と。
デキャンタ、効果あり！
夫、見事に感じ取りました！
うちも目を閉じて香りを試してみたよん。
確かにデキャンタされた方はほわ～っとまろやかな香りが広がって暖かい感じ。
ボトルから普通に注いだんは、きゅーって縮こまってる感じ。
なんかソムリエ気取ってんちゃうぞ、こら～、みたいな表現やけどさ、ほんまに素人でもそういう印象を受けるんよ。言葉が自然に脳裏に浮かぶんよ。
うちらを興味津々で見てた息子にあんたもやってみるか～言うて、匂い嗅がせてみたよ。
そしたら息子ですら、デキャンタした方を「なんとなくこっちがええ」言うたし。
もちろん黙ってられへんのが、うちの娘。
何をやってるのか知らんけど、とりあえず自分もせないかん！とわめく。
ワイングラスを娘の鼻先に持ってってやった。何をしたらええのかわからんけど、なんかした気分になって、ご機嫌になっとった。ほんまうるさいやっちゃ…。
ついでにどんなワインを夫がこの頃愛飲してるかっちゅーと、
これ ↓
「めな～んじぇ・ぁとわ」と申します。コニーさんが教えてくれた。
これのピノノワールがよろしいねん。最近見つけたミッドナイトっていう黒ラベルが貼られた分も濃厚でご贔屓になってるわ。ロゼとか白とか、色々ありまっせ、おやっさん。
もし見かけたら、ぜひお気軽にお試しあれ。
小うるさい義父母も「（値段の割に）なかなかセボンやん」と太鼓判押してたで。
そうそう、息子にすら違いを感じとらせたデキャンタするんも、お忘れなく～。
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