人気ブログランキングへまた別のドライブウェイ工事業者がやってきた。
夫、この業者に ラブ 入ってますわー。
まず、時間きっちりに到着したんはもちろん、色んな資料をがっつり持ってきて、綺麗に仕上げた他の工事っぷりを披露するだけやなく、うちとこの庭の計測も丁寧。
ほんで、資料を交えた「こんな風にするん、どないでっしゃろ？」と示す青写真も素敵。
レンガを斜め45度に配すれば見た目キュートやし。
ちょびっとお洒落に灯りもアクセントで取り入れれば、なおキュート・キューター・キューテスト。
どの業者よりも、綿密な作業と提案に、夫は感心した。
で、業者のおっさんはその場で一生懸命計算して、大まかな見積もりを出した。
ここで意地悪な（フランス人である）夫は
「ほら、この広告見せたら20％引きってあるやん。適用してくれるやんね？」
と、有効期限切れなんを知ってるくせに、白々しく尋ねた。
おっさんは「え!?」と、真剣にびびったらしい。「あの…それ、もう期限切れなんやけど」と困惑。
可哀相やん、善良なアメリカ人を。
でもおっさんやっぱり善良で、うーんと考えた挙げ句「10万円やったらわしの裁量で割り引かせてもらいますよってに」ときた。
夫、にやり。ゼロよりええって。
愉快な事に、夫のミドルネームと同じ名前のフランス人んちを現在ウェストLA（←お洒落な地域。よってモーホーな人々にフレンドリーで知られてるで）で扱ってるらしい。（夫は自分のファーストネームがアメリカでは性別不明になるから、滅多に使用せんのだ。）
フランス人シェフやて。ベタやな～。
そんなこんなで、夫が熱っぽく語り入れるんを、うちは冷静に聞いてた。
実はおっさん登場の時間帯、うちは娘の昼寝で一緒に討ち死に爆睡してしもうててん。
夫は仕事熱心やから、やはり仕事熱心で誠実な営業に惹かれるんよ。
そのおっさん来訪以降、おっさん提示のプランにむちゃくちゃ乗り気。
「こういうのにお金をかける方が、ミニバン買うよりずっとボクの好みや」
とまで言う。
わかるけど、やな。うちも家の見栄えが良うなるんは嬉しい（けど…中古でええからミニバン欲しいー）。
てなわけで、おっさんとこの会社が成し遂げた家の工事を見に、土曜日はあちこちLA全域を走る予定やねん。
なんか知らんけど、フランスの投票もあるからサンタモニカの領事館に元々行くつもりってのもあったから、ついでにあちこち行こうってなわけで。
なんにせよ、営業は「遅刻しない」「誠実」「資料しっかり準備」「提案力」やなーと、夫の♡を鷲掴みしたおっさんに改めて基本の力を思い知ったわ。
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