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キンダーの先生に何か自宅でできるお手伝いあれば、さしてもらいまっせ?言うたら、ん~?と考えた先生、その場ですぐに宿題くれた。

鉛筆削り

の、作業。
前にキンダー関連の記事で書いたけど、生徒らは個人の持ち物ってのがほとんど無しで学校へ行くねん。
鉛筆、クレヨン、はさみ、などなどは全部親からの寄付。
学校に必要な備品をストックし、それをみんなで使うねん。
せやから

「せんせー、田中君が筆箱忘れてます~」←ちくってる
「せんせー、鈴木君がボクのシャーペン盗った」
「せんせー、クレヨン無くなった」

みたいなんは、無い。
鉛筆はみんなで使うから、もちろん学校に置いてかえる。
もちろん、自宅で明日の授業用に鉛筆を削っとく、なんて殊勝な作業は無い。
てなわけで、誰かが鉛筆を削っとかないかんわけで…。

今回、うちが引き受けたった!

自宅には電動鉛筆削りなんかあらへん。あるかいな、そんなもん…。
手のひらよりちっちゃいサイズの、手動鉛筆削り(カス受け付き)でしこしこ、しこしこ、削らせてもらいました。
先生は「明日かあさってでええし」みたいに言うてはったけど、うちは「今日の下校時に持ってこれまっせ」と笑顔で請け負った。
日本人による素早くも美しい仕上がりに驚いてもらおか。ふふ。

っちゅーか…右手親指の皮、痛い…。
右手でくるくる回して削るもんやから、ええ加減痛くなってしもた。
でも先生に啖呵切ったからには(って言う程?)、何が何でも午後までには仕上げる!と、貴重な娘のお昼寝時間にやり遂げたで~。

数えてみたら、合計68本。
削りに削ったん、↓ 見たって~。


アメリカの鉛筆は、こんな黄色いんがデフォルト…。なんでやろ? もちろん可愛いプリントの鉛筆もあるで。
中には多分安モンと思われる奴もあった。

←ヽ(`Д´)ノ
これ買うたらあかんで! 削ってて芯がボキボキ折れたり、悪い木使ってて無茶苦茶になったり、と日本のスタンダードからはありえんクオリティ。
日本の三菱だのユニだの、こっちでは高級品としてホワイトハウスに奉納できるわ。
このメーカーの2本と他のを1本、合計3本がどうしようもなくわがままやったから、あの世へ送りました。

で、先生がちょび~っと心配したんはサイズが太い鉛筆。
鉛筆削り(手動電動問わず)の普通サイズから逸脱しとる。
「大丈夫や、うち、ナイフで削りますよってに」と笑顔で請け負ううち。
先生は「ナイフ???」「そこまでせんでも…?」みたいな顔してはったけど、任せて~。
ほらっ。↓


ちょっと太めの鉛筆には「初心者用」なんて書かれてある。子供らには使いやすいんやろうか、他の鉛筆より短かったってことは、人気者ってこと? もしくは元々短めなんかもしれんけど。

それにしても、不便っちゅーかなんちゅーか。
日本の小学校やったら低学年は知らんけど、みんなシャーペン使ことるやろ。
こっちではカレッジでも授業中に学生が立ち上がって、教室の片隅にある電動鉛筆削りに鉛筆突っ込みに行きよるからびびった。

「授業真っただ中に、それする?」
「予備の鉛筆あらへんの?」
「っちゅーかあんた、えんぴつ使ってるん!?」

と、色んな意味で複合驚愕した記憶があるわ。
ええけどね、鉛筆。うちも好きやで。

先生からの宿題を仕上げたうち。満足とともに化粧も仕上げに。
丸くなってたアイライナーも削ったら、親指まだ痛かった。鉛筆削りまくった後やもんであっちゅー間にえらくシャープになってしもたやん~。

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