人気ブログランキングへここんとこずっと、うち…結婚指輪を外してるねん。
もちろん、夫婦の危機…
やなくて、
薬指がかぶれたから。
どーも、薬品負け？したんかって感じやな。
アメリカでは婚約指輪と結婚指輪を重ね付けするんが当然で、うちも子供を産むまではそうしてた。
出産後は婚約指輪のすごいでかい（ってことはまったくない）ダイヤが赤ちゃんに当たると危ないんで、結婚指輪だけにしててん。
でも、ホリデーシーズンに義父母来て、ちょっとええレストランへ行くとなったら、やっぱり持ってる石で飾らんことには格好付かんから、婚約指輪も装着。
赤子抱っこする要員がふたりもおるからできる技。
が。
ダイヤが曇ってましたんよ、奥様。お恥ずかしい。
カリフォルニアの水道水に含まれるミネラルだかなんだかが、附着するんよね。こまめにクリーナー吹きかけてりゃ～ええものを、ちび２人の世話でそんな暇無し。
でもお出かけやから、いまいち輝いとらんのも困る。
で、指輪重ね付けした薬指にクリーナーをぷしゅっと吹きかけたんが何回もあって、うちの繊細な指の皮が負けてしもたんよ。
かゆい～。
でも、でかい（とは言えない）ダイヤがぴしっと綺麗になるんはええねぇ。
実はうちは宝石のスチームクリーナーを持ってる。夫が買ってくれた。←綺麗好きやから
それで以前にも義父母の宝石をクリーニングしたことがある。
アンモニアに宝石を浸け、水ですすいだ後に、蒸気でぷしゅーっと細かい水滴やらを吹き飛ばして仕上げる。
この年末年始にやってきた義母は、彼女の宝石と貴金属をぷしゅーっと綺麗にしてもらいたがっててん。
夫が「したってな～」言うのに、うちも「ええで～」言うとってん。
で、実際にぷしゅーっとしたんは、義父母の帰国前夜…。
遅いっちゅーに。
乳児抱えて、なおかつ飲み食いだのゲームだのしとったら、悠長に宝石クリーニングなんてやってられんかったわ。
でも義母もその気で宝石を持って来はったやろう、思ってな。
ほしたらあんた。
えらいジャラジャラ持って来てはるやん！
聞いたら、自分の持ってる貴金属と宝石、ぜ～んぶ、持参。
えええええっ!?
そんなにうちのクリーニングに期待してはったんか?????
素人やで？
ちょっとびびりつつ夫にそれとなく聞いたら、
「あぁ、ママンは旅行に行く時には、全部こういうのん持ってくねん」
「いつもやで」
「盗っ人対策やねんて」
ひゃあ～。
ヨーロッパ人の感覚、わからんわ。
旅行先で盗まれるとかって心配せんのかな…。
ま、今回みたいに３週間も自宅を空ける場合やろうけど。
ほんでもし自分のうっかりで宝石類を自宅で紛失してたら、留守中に空気の入れ替えを頼んだ親戚を疑ってしまいかねんしな。
で、ゴールド類はアンモニアに浸けてすすいで終わりにさせてもろたわ。
それだけで、微妙な汚れもほとんど落ちて、キラキラしてたし。
義母はダイヤ、ルビー、サファイアといったかっちりしたのんだけやなくて、エメラルドやらパールやらも持ってるから気を遣う。
かっちりした宝石はアンモニアに浸けてもええんやけど、柔らかいんはあかんねん。←ネットで調べて確認しましたがな、おやっさん
義母の婚約指輪は、すごい綺麗な薄緑の石。しかも…でかい！ さすが義父…「オレの嫁には半端なもんはやれん！」って、当時かな～り財布を絞ったんやろうなぁ。
が。
ごめ～ん、アンモニアには浸けれそうにないわ…。ぷしゅーだけ。
ほんで、このぷしゅー音が、大嫌いな人、約１名。
娘、ぎゃーって泣く。
いきなりぷしゅーっ！ってでかい音が発生するから、びびるんやろうな。
そんなこんなで、綺麗になった宝石と貴金属を機内持ち込みバッグに入れて、義母は機上の人となった。
もし飛行機が墜落したら、何があっても彼女の機内持ち込みバッグを確保せないかんなぁ～なんて使命感にかられてしもたやん、うち。
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