今日は、いよいよ今年度初めての公式戦がおこなわれる。舞台は静岡のエコパスタジアム。

相手は強豪明治!!

言う必要もなく昨年度の決勝戦で戦った相手だ。その相手が巡り巡って初戦とはなにか運命的なものを感じる。


メンバーを概観するとまずは奥井がナンバーエイトからフランカーにコンバートした。

これは本人の希望だったのか?それとも監督の新しい提案だったのか?

とにかく新しい挑戦は本人にとってもチームにとっても大きな意味がある。

繰り返しによって質を高めることも重要だけど、多様な経験でしか得られる知見もある。両方をバランス良く織り交ぜることが大切だ。まだ先がある時期だからこそ、様々な試行錯誤を繰り返してもらいたい。


それと気になるのは、昨年度の中心だった江良と本橋が抜けたこと。怪我なのか体調不良なのか分からないけれども、今回起用された選手たちは大きなチャンスである。次も起用されるようにがんばろう!


バックスに目を転じると、今年は四年生が多いことに驚かされる。例年は四年生に混じって下級生が目に付いたが、これは相馬さんと新しいスタッフによる新しい方針なのか。たまたま今年は人材が四年生に集中してるのか。

岩出さんも言われていたように四年生がチームの精神的支柱となるので、四年生が後ろにいることで大きな安心感につながるだろう。リーダーシップを発揮して勝利に導いてほしい。


そして今日は記念的な日である。

帝京OBとして初めて監督に就任した相馬監督のはじめての公式戦。帝京にとって歴史を刻む日になる。

明治は来年が創部100周年で、それに向けて助走の年としたいはずだ。

お互いの譲れないプライドが激突する素晴らしくゲームになることを期待する。