私は見た 派!
この冬、雪を見ました。
この冬も、と言った方が適切かもしれません。
生まれは雪国ですが、
転勤先もなぜか雪国が多く、
雪は、見飽きるくらい見たかも
よって雪を見ても
「雪かき大変だな~」
くらいにしか思わないのです・・・。
しかし、しんしんと降る雪を見ていると
心が浄化されるというか、
なんだか新しいアイディアが湧いてくるような気もするので不思議です。
たとえば、それこそ「白雪」姫のその後とか・・・
継母であったお妃を倒し
新たな女王となった白雪姫。
しかし、継母から奪った
「真実を告げる鏡」は
時に、余計な真実までもいう
「旦那さんの王子は浮気してます」
「最近、しわ増えましたね」
「だから~~、城崎温泉には行ってないんですわ~」
辟易した白雪姫、いっそ叩き割ろうかと
家臣の諸葛亮孔明に相談した。
「お待ちください。
毒は薬にもなります。」
そういって次のような質問をした。
「鏡よ、鏡、この世で一番賢いのは誰?」
「それは司馬懿です。」
「・・・」
「やっぱ叩き割りましょう」
「・・・!?」
「冗談はさておいて、
この世で、その司馬懿以外で
役に立ちそうで
なおかつ白雪姫様に忠節を誓えるものはおるか?」
「うーん、福沢諭吉」
「確かに、あれほど役に立って
いっぱいあればあるほど心強いものはないが・・・」
真実をいう鏡はやはり真実しか言わなかったのだ。
あとがき
「つまらん」とか「くだらん」とかいう苦情は受け付けません。
この記事に当たった人は雪中修行だと思って耐えてください。
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