突然ですが、ラーメンが大好きです。ラーメン愛が止まりません。
月に毎週必ず一回はラーメンを食べているかもしれません。
僕は情報量の多いコテコテの濃いラーメンよりはシンプルでオーソドックスな醤油、塩味とかが好きです。昔ながらの中華そばとか!
でも、そんな洋服とかもデザイン性よりはひたすらシンプルな無地を選ぶ、シンプル・イズ・ベストな僕ですが、最近ドハマりしているラーメンはコテコテのとんこつスープ。
そして、ガツンとくるぼりゅーみーな量。
もうこれが本当に美味しいんですよ。
でも、食べた後半端じゃないダメージが残るんですけども…。
まずこのラーメンはニンニクを沢山入れてこそ成立する味なんです。
しかもお店の人がいれるので「いや、ちょっとで」とかとても言いづらく、翌日半端じゃない事になります。
大げさな話じゃなくて、部屋中、いや、家中臭います。翌日予定があったらとんでもない事になります。
そして、ボリューム!
これも大げさな話ではなく、食べたその日の夜からお腹の調子が悪くなります。
翌日は全身ニンニクマン、そして腹痛にも見舞われるという半端じゃないダメージが残るのですが…
そのリスクを背負ってでも食べたいという人が多く、いつも行列が出来ているのです。
体調、予定、この2つが完璧な状態でないと食べられないラーメン。
そして昨日、この2つがとてもベストな状態の日でして、意を決して、もう行列に並ぶ覚悟で開店前の50分前に行きました。
僕はこれまで開店前に並ぶという事をしたことがなかったので、どうせなら一番になりたいなと思って!
ラーメン屋に着いたらなんと…
僕が一番乗りでした。
僕はそのラーメン屋の横に置いてある、小さな丸い椅子に腰をかけて道行く人をぼんやりと眺めていました。
ふと、グルメ番組とかで行列の出来るラーメン屋に開店前から並ぶ客にリポーターが取材をするという、何度も見たことがあるような場面を思い出しました。
リポーター「どのくらい並ばれてるんですか?」
客 「うーん4、50分くらいですかね」
リポーター「えーそんなに?」
客 「えへへ、でも食べたいんで仕方ないかなと」
リポーター 「どちらから来られたんですか?」
客 「はい、今日は埼玉から車で来ちゃいました。」
と、リポーターの問いかけになぜか誇らしげに答えている人、あれはなぜちょっと誇らしげなのか?全然誇らしくないぞ、と。
そんな事を思いながら時間を潰していました。
そのラーメン屋はちょうど大きな交差点の前にあり、学生や会社員、主婦たちなど大勢の人が僕の前を通りすぎていきます。
そして、皆一瞬こっちをちょっとチラ見するのです。
「あいつ1人で並んでるよぉ」
「痛いなぁー」
「ラーメン食べることしか楽しみないのかなー?」
「猫背が切ねぇー」
とか、心の中で言っているんじゃないか…。
よく超能力物のアニメとかドラマで他人の心の声を聞こえるキャラは大抵やさぐれている。その理由がわかりました。ありがとう。
そう、僕は気付かなかったんです。
グルメ番組でインタビューされている人は大抵前から三番目の人でテレビに移る先頭の人の背中がどこか寂しげな事に!
結局30分くらい1人で座ってたんですけど…
先頭めちゃめちゃはずい!!
しかも近所だし凄い適当な服で来ちゃったからローカル感出てて本当に恥ずかしい。
突然立ち上がり「ローカルかーん」って山びこのように叫びたくなりました。
二度とくるものか!
帰りたい!!
何度も思いました。
でも、ラーメン食べたらその苦しみも吹き飛んじゃった(*`▽´*)ウヒョヒョ
そして、今腹痛とニンニク臭に苦しみながらこのブログを書いています。
あぁ、ラーメン本当に好き。
愛してる。
僕はMじゃない…はず?