先日、渋谷で通りすがりに見ず知らずのおば様から突然、気功的なのを送られました。


僕は通りすがりに気功を送られる経験は今回が初めてでしたので非常に驚きました。


一瞬、道を聞かれてるのかな?と思ってその場でフリーズしたのですが、特に僕に何を言う訳でもなく、つきだされたおば様の手のひらもフリーズしていたので、「ああ、なんだ気功か」と思って通りすぎたんですけど。


いまのところ、身体にも生活にも特に異変は起きていませんが、こういうのは徐々に効果があるものなのでしょうか?


期待と不安の入り交じった気持ちで暮らしています。


どうもソウタロウです。


話しが変わりますが..。


今、和田家では毎日洗面所から悲鳴が聞こえてきます。


これは本当に嘘みたいな、でも実際に起きた恐ろしい出来事です...




―― タイトル 「くせぇー石鹸。」





僕の家では、いつも日用品は母が買って来ます。


母は日用品には「金をかけたら負けだ」という謎のテーマを持って生きてる人で、というかもうそれが趣味で、いつも安い物を買ってきては、釣り人がでかい獲物を獲ったみたいなテンションで


「今日はこんなに安いの獲ったよ!」


と言って僕らに見せるのですが、僕と父と弟は「へぇ~、そうすか~...」というリアクションでいつも返してました。


しかし、そんな平穏な日々は突然打ち砕かれました。


その日ずっと使っていた石鹸がきれて、僕は母が安売りの時に買いだめしていた新しい石鹸(詳しく説明するとハンドソープです。)を物置から取り出して開けました。


その石鹸は、幼少期は誰もが飲んだことのあるシュワッとしたのどごしの清涼飲料水がテーマの季節限定の石鹸でした。


この香りの石鹸は一度も見かけたことないなと思って、手にプッシュした泡を嗅いだのですが、その清涼飲料水の匂いがしました。


それでそのままゴシゴシしているとその泡から奇妙な臭いがしました。


僕は思わず「...嘘だろ!?」と呟いてしまいました。


例えるなら


その臭いは...あんまり仲良くないヤツが食べている納豆みたいな不快極まりない臭い。


その臭いは...部活動でクタクタになって投げ捨てられた弟の靴下の臭い。


その臭いは...小学校の頃に零れた牛乳が染み込んだぞうきんが、小さなタイムスリップをして大掃除の時に出てきて「誰の?これもしかして鈴木のじゃね?」の臭い。


とにかく








「スゲーくせぇー」








こんな事があっていいのかと思うくらい臭い。

もしかしたら皆さんの中にもこの商品を知っている方がいるかもしれない。

そのぐらいクサい。


正直この手があったかって震えましたよ。


だってクサい石鹸なんてそもそも石鹸の存在意義を否定していますからね。


矛盾そのものですよ。


これはある意味石鹸業界を根底から揺るがしかねない商品ですよ。





「くせぇー石鹸」





新たな時代の風を感じました。



それから父と弟、そして母までもこの石鹸を使って「クサいクサい」と言ってました。



そして、この石鹸をなくす為に僕と父と弟で一致団結して、できるだけ減らそうとあえていつもより多くプッシュするというのが日課になりました。


しかし、プッシュをすればする程不快感は増すので、僕らの間で「お前今日なんプッシュした?」とか「そんなにプッシュしたなんて偉いな」という会話が行われるようになり、絶望の中でも必死に光を目指してプッシュしていました。


でも...


僕は知っているんです...


こないだ新しい歯磨きこを物置から取り出した時に気付いちゃったんです。



そう...。




























もう一個ありました。