初の海外ロケという事で今お仕事で韓国にいます♪
韓国には初めて来ました。韓国ドラマとかで韓国語は日本でもよく聞く機会はありましたが、皆が韓国語を話してる場所にいるって不思議な感覚ですね。
僕は韓国の明洞 (ミョンドン)という町にいるのですがあまり東京の街と変わらないなって印象です。看板の文字とかは違うけど(笑)
それで昨日はお仕事が終わって非常に内容の濃い一日だったので、もうヘトヘトでホテルに着いて、同部屋のA君と就寝の準備をしました。
話が少しずれるんですけど、最近100円均一(日本)でなんか面白いモノないかなと探した時に、「盛り塩を盛る容器」という絶対にいらない物を衝動で買ってしまったので、これは盛るしかないなと思ってこの海外ロケにも盛り塩を持参していました。
僕は就寝の準備を終えると、その広い部屋の四つ角に慣れた手つきで塩を盛りました。
すると…
A君「いや、なにやってんすか?」(まるで恐ろしい物をみてしまったような顔で…)
薄暗い小部屋の四つ角に静かに塩を盛るその姿は、そういう妖怪みたいだったと思います。
僕はなんだかイタズラ心が芽生えてしまって、
「なんかねー、見えちゃうんだよね…というか連れてきちゃうから」とボソッと言いました。
今までなんの用途も見出ださなかった盛り塩器が初めて輝きを放ちました。
そして、調子に乗った僕は「怖い話しない?」と言って半強制的に怖い話を始めました。
普段はどうってことのない話なのですが、四つ角の盛り塩が僕の怖い話に磨きをかけて、そこには確かな手応えがありました。
そして、話は盛り上がりをみせてとうとうサビの部分に差し掛かりました。
すると…
ジョボジョボ
と突然シャワーの流れる音がしました。
僕らは「えっ、今のシャワーなに?」と互いに顔を見合わせました。
…寝れねぇ
こえぇーーーー
しばらく僕らは顔を見合わせながらも一言も声に出すことは出来ませんでした。
目と鼻の先のバスルームを確認しにいくまでに10分かかりました。
その後も、電気をつけて寝るか寝ないかの攻防戦を30分以上繰り広げた僕らは、やがて疲れてグッスリと深い眠りにつきました。
そして、2時頃突然僕らはほぼ同じタイミングで起きました。
それもどこか気持ちの悪い不自然な起き方でした。(恐らく先入観だと思うのですが…)
そして、いよいよ怖くなった僕らはしばらく寝れませんでした。
でも、眠気に突如襲われた僕は再び電気を消しました。
すると、
A君「何やってんすか!」
と結構本気で怒られました。
僕「いや、でもほら寝ないと明日もあるしさ。」
A君「寝たらやられますよ?」
…いや、誰に?
僕「でも、ほら盛り塩が多分結界になってるし」
A君「この結界は信用できません。」
僕「でも、ほら2時半になったら幽霊は霊界に帰るからもう3時だから帰ってるから」
と今考えると無茶苦茶な説得をしていたのですがその時はお互いに眠かったので、僕は電気を消す事に成功しました。
しかし、暗闇の中で突然今度は動画の再生音が聞こえてきました。
僕「うん?なんで動画見てるの?」
A君「YouTuberのはじめしゃちょーっす。」
僕「いや、だからなんでYouTube見てるの?」
A君「はじめしゃちょー観てると今の自分を客観視出来るんですよね。」
僕「えっとー…そうですか。」
しかし、いくら寝ようとしてもはじめしゃちょーのテンションには明らかに睡眠を妨げるモノがありました。
確かにA君がはじめしゃちょーを観ているのは僕のせいだ。恐怖を紛らわす為、一つの動画が終わるとすぐに次の動画を再生するその姿にはなにか胸にくるものがありました。
しかし、ここは心を鬼にしなければ…
僕「あのさ…それイヤホンとかでー、聞いたりとかは出来きない感じですかね?」
A君「キャリーバックの中なんでとりにいけないです。」
(いや、キャリーバックすぐそこにあんじゃん!!)
僕「そっかそっか…そうだよね
うん、分かるよ、そうなんだけどもさ、どうでしょう、ここは逆に動画を観ないというのもありじゃない?ほら、逆に。」
A君「わかりました、音量1で聞きます。」
(えっとー、俺…めんとぐさい事しちゃったなぁーー)
音量の1のはじめしゃちょーはむしろ寝れませんでした。
ある意味で一番怖かったのは音量1のはじめしゃちょーだったのかもしれません。
でも、疲れがあったので、いつの間にか僕らは眠っていて朝になって二人は固い握手を交わしました。
二人の絆は盛り塩と、そして、音量1のはじめしゃちょーによって深まったと思います。
最高の夜でした。
韓国には初めて来ました。韓国ドラマとかで韓国語は日本でもよく聞く機会はありましたが、皆が韓国語を話してる場所にいるって不思議な感覚ですね。
僕は韓国の明洞 (ミョンドン)という町にいるのですがあまり東京の街と変わらないなって印象です。看板の文字とかは違うけど(笑)
それで昨日はお仕事が終わって非常に内容の濃い一日だったので、もうヘトヘトでホテルに着いて、同部屋のA君と就寝の準備をしました。
話が少しずれるんですけど、最近100円均一(日本)でなんか面白いモノないかなと探した時に、「盛り塩を盛る容器」という絶対にいらない物を衝動で買ってしまったので、これは盛るしかないなと思ってこの海外ロケにも盛り塩を持参していました。
僕は就寝の準備を終えると、その広い部屋の四つ角に慣れた手つきで塩を盛りました。
すると…
A君「いや、なにやってんすか?」(まるで恐ろしい物をみてしまったような顔で…)
薄暗い小部屋の四つ角に静かに塩を盛るその姿は、そういう妖怪みたいだったと思います。
僕はなんだかイタズラ心が芽生えてしまって、
「なんかねー、見えちゃうんだよね…というか連れてきちゃうから」とボソッと言いました。
今までなんの用途も見出ださなかった盛り塩器が初めて輝きを放ちました。
そして、調子に乗った僕は「怖い話しない?」と言って半強制的に怖い話を始めました。
普段はどうってことのない話なのですが、四つ角の盛り塩が僕の怖い話に磨きをかけて、そこには確かな手応えがありました。
そして、話は盛り上がりをみせてとうとうサビの部分に差し掛かりました。
すると…
ジョボジョボ
と突然シャワーの流れる音がしました。
僕らは「えっ、今のシャワーなに?」と互いに顔を見合わせました。
…寝れねぇ
こえぇーーーー
しばらく僕らは顔を見合わせながらも一言も声に出すことは出来ませんでした。
目と鼻の先のバスルームを確認しにいくまでに10分かかりました。
その後も、電気をつけて寝るか寝ないかの攻防戦を30分以上繰り広げた僕らは、やがて疲れてグッスリと深い眠りにつきました。
そして、2時頃突然僕らはほぼ同じタイミングで起きました。
それもどこか気持ちの悪い不自然な起き方でした。(恐らく先入観だと思うのですが…)
そして、いよいよ怖くなった僕らはしばらく寝れませんでした。
でも、眠気に突如襲われた僕は再び電気を消しました。
すると、
A君「何やってんすか!」
と結構本気で怒られました。
僕「いや、でもほら寝ないと明日もあるしさ。」
A君「寝たらやられますよ?」
…いや、誰に?
僕「でも、ほら盛り塩が多分結界になってるし」
A君「この結界は信用できません。」
僕「でも、ほら2時半になったら幽霊は霊界に帰るからもう3時だから帰ってるから」
と今考えると無茶苦茶な説得をしていたのですがその時はお互いに眠かったので、僕は電気を消す事に成功しました。
しかし、暗闇の中で突然今度は動画の再生音が聞こえてきました。
僕「うん?なんで動画見てるの?」
A君「YouTuberのはじめしゃちょーっす。」
僕「いや、だからなんでYouTube見てるの?」
A君「はじめしゃちょー観てると今の自分を客観視出来るんですよね。」
僕「えっとー…そうですか。」
しかし、いくら寝ようとしてもはじめしゃちょーのテンションには明らかに睡眠を妨げるモノがありました。
確かにA君がはじめしゃちょーを観ているのは僕のせいだ。恐怖を紛らわす為、一つの動画が終わるとすぐに次の動画を再生するその姿にはなにか胸にくるものがありました。
しかし、ここは心を鬼にしなければ…
僕「あのさ…それイヤホンとかでー、聞いたりとかは出来きない感じですかね?」
A君「キャリーバックの中なんでとりにいけないです。」
(いや、キャリーバックすぐそこにあんじゃん!!)
僕「そっかそっか…そうだよね
うん、分かるよ、そうなんだけどもさ、どうでしょう、ここは逆に動画を観ないというのもありじゃない?ほら、逆に。」
A君「わかりました、音量1で聞きます。」
(えっとー、俺…めんとぐさい事しちゃったなぁーー)
音量の1のはじめしゃちょーはむしろ寝れませんでした。
ある意味で一番怖かったのは音量1のはじめしゃちょーだったのかもしれません。
でも、疲れがあったので、いつの間にか僕らは眠っていて朝になって二人は固い握手を交わしました。
二人の絆は盛り塩と、そして、音量1のはじめしゃちょーによって深まったと思います。
最高の夜でした。