ファッションとはなんだろう?
確かに所詮自己満足なのかもしれない。
それは自己顕示欲の塊で、生きる上ではなんの必要もないものかもしれない。
なのに僕達はファッションで人格を判断したりする。
自分のファッションについていけない者をダサい人間だと見下し、心のどこかで嘲笑する。
しかし、そんな者達もまた独自性よりも普遍性を優先している。
本当に自分のファッションなんてあるのだろうか?
ファッションブランド「コムデギャルソン」の創始者、川久保玲さんは言った。
「言いたい事は全部洋服の中にある。」
僕の言いたい事…僕のストーリーは洋服の中にあるだろうか?
僕は幼い頃から乗り物酔いが激しかった。それは今でも変わらない。あれは小学生の頃、仲のよい友達とその家族とキャンプに行った時、僕は行きの道中でかつてないほどの吐き気に見舞われ、そして、そのまま車内で吐いた。
マーライオンの如く吐いた。
僕は言いたいかった。
自分は酔いやすい体質ですと。
だから前の方の席に座らせた方がよいですよと。
そして、昨日は楽しみすぎてあんまり寝れてないのよと。
あの家を出る前のテンションは嘘のようにどこかに消え、着いてからも全然楽しくなかった。
あの日から酔い止めを持ち歩かなかった日はない。
僕にとって乗り物酔いとは人生のテーマ。
ファッションと乗り物酔い。
この二つのテーマの融合こそ僕のオリジナリティ。
いや、俺ジナリティ。
「夏はアクセサリーで差をつけろ!」雑誌でよく見かけるそんなフレーズ。
差…つけちゃいましたっ!
もはや説明する必要はありませんね。
酔い止めです。
酔い止めからインスパイアされました。
酔い止めネックレスです。
ではでは、このデザイン性と機能性の高さをお教え致しましょう。
これ、自分だけではなく回りの人も瞬時に助ける事が出来るんです。これを常に装着することで…
酔ったのかい?
じゃ、飲め。
ちょっと強気な感じでね。
100パー惚れますね。
僕の言いたい事は全て...
この錠剤に詰まってる。
男女問わず惚れますね。
ぜひ今年の夏は酔い止めネックレスで差をつけましょ♪
※僕はやらないけど。