コストコの駐車場で、鍵を車内に置いたまま
ロックがかかってしまい

JAFに支払った¥21.700-が惜しくて
その分何か別のかたちで取り返したいという
貧乏根性が発動してしまった!の、つづき






そうだ!京都いこう!






激安高速バスで!




サイトをみたら偶然翌日が最安値になってる
東京発2200円!!ポーン

帰りは最寄り駅着で4400円
往復6600円!!


いくら安いからといって、学生さんではあるまいし
8時間も狭いバスに揺られながら夜をこすのは嫌ですよね〜。
でもいいの!これでJAFはなかったことになる(しつこい)




そんなわけで、京都に行ってきました。






まずは、朝イチで華厳寺(鈴虫寺)へ


この階段を登ったところにいらっしゃる
どんな願いも一つ叶えてくださるというお地蔵様に
お礼詣りに伺いました。





全く心に響かないお坊さんの説法を拝聴し、新しいお守札をいただいてきました✨
(面白可笑しく話さてくださるからね〜)





そして、次に向かったのは
創業150年!文豪、谷崎潤一郎もこちらの筆を愛用したという、京都の老舗、香雪軒さんに伺いました。







 こちらの筆は完全オリジナル!珍しい筆が沢山あり大興奮でした。



関東には流通しないので「白玉」なる初めて見る筆を触った瞬間、羊毛細微光峰の、それも極上のものをこえる手触りがあるのかと驚かされました。


そしてその原料が「猫」だとは更なる驚き! 





 驚くことにどの筆も下ろしてくださるのです!
もう、贅沢すぎます!!

恐縮しつつも遠慮なく試させていただき、いくつか購入しました。




 京都では、筆を使う文化がまた沢山残っているようです。

そして、我々は羊毛でペチョペチョさせ、うねったり渇筆だして書けてこそ一流なのに対し、京都では短く硬い筆を使うのが主流なのだとか。衝撃。。。 



 店内には、谷崎潤一郎から届いた直筆の手紙や、武者小路実篤の書(墨代に百万以上かけたわりに下手くそで、どう見たらよいのかわならなかった)富岡鉄斎、中村不折、呉昌碩の落款など、1日いても飽きないくらいでパラダイスでした。







 筆の他にも端渓の麻子坑、老坑が数点あり、次回は硯もじっくり拝見したいです。











 文房四宝は全て天然素材です。

とくに筆は動物ですからいつでも同じ品質が手に入るとは限りません。

硯も、端渓は共産党が鉱脈を閉めているので、現時点での物を動かすしかありません。

まさに出会いなのです。





あー、嬉しい❤








満足したと思ったけど、この後
もう1度お店に行って買い足しました。
ケーキをじゃないよ!筆ね!



それもそのはず、どう考えても関東より安いのです!
筆がですよ!







そして、夕食のお店の予約時間まで少し時間があったので、気になっていたアンティークのかんざしを見に行ったのですが、

怖ろしいほど店内がカビ臭&埃っぽく、秒で退散。
YouTubeではあれほど素敵な感じだったのにショックー。
しかし、ある意味行ってよかったかもね。






つづく