先日、宇都宮東武百貨店でアーティスト仲間が

展示販売会をしているとのことで

ちょうど宇都宮に行く予定があったので立ち寄りました。




大御所から新進気鋭のアーティスト、様々なジャンの作品が揃い、見応えがありました。

せっかくなので写真撮影したかったのですが、

担当者の方が不在で確認できず残念、、、

お写真は無しですが、ステキな作品でした。






私も二度ほど宇都宮東武百貨店さんでの

販売会でお世話になりました。

子供のころからよく利用する大好きな百貨店で

自分の作品が販売されるとは不思議な感覚でした。







そして帰り際、地下で醤油だけ買って帰る予定だったのですが

普段着用の帯締めを探しに呉服店に行ったら

ステキな江戸小紋をみつけてしまったのです。







しかし、着物を一人で選ぶのは少々不安なので

後日母と一緒にでかけましたところ

母は他人のコーディネートが凄く上手!自分のはそうでもないけど






最終的にこうなりました!!



山口美術織物の本藍染め訪問着と帯

帯締めと帯揚げも合わせて、ついでに道行も!






当初はこの小紋だけ考えていたのに



模様は「大小霰」
カワイイ❤
アラレちゃんって呼ぶ予定です。





全く想定外の買い物になりましたが
店長さんの男気でお値引きしていただき
大満足の結果となりました。

それにしても、着物の価格はあってないようなものですね。同じ品が、地域や呉服店によって倍以上の差があるんです。
その昔ポリエステルの着物を何十万で売りつけようとする悪質な呉服店もありました。知識のない若いと子が1人で行ってはダメ。
もちろん初心者に親切で気持ちに寄り添ってくれる呉服店も沢山あります。






この帯も宇都宮東武で買っていた!






最近よく耳にする「サスティナブル」
和服は究極のサスティナブルです✨
長く着られるどころが一生物です!

大島紬なんて、母、娘、孫、と
3代に渡り裏表裏と、仕立て直して受け継ぐのだとか!
なんてステキな。




サスティナブルといえば、書も全て天然素材です

文房四宝とよばれる、墨、紙、硯、筆
これら全て天然素材なのはもちろんですが
墨を造る際の膠を煮出すのも薪ですし、
煤はロウソク、集めるのは匙、錬るのは職人の手
型も梨の木で手作り、干すのは藁

紙も薪で燃やして窯で煮て、職人が手で漉く
全てが手作業、硯も筆も全てです。

私のパネル貼りの作品は木製なので、屋外に放置したらいつか土にかえるでしょう。

完璧なサスティナブル作品。





着物の話からずいぶんと脱線しましたが
仕立て上がりが楽しみです。