差別してしまった | 野中宗助の日常

野中宗助の日常

漱石「門」の主人公の名前を拝借

昨日、バスに乗ったら、大きな大きなスーツケースを座席の横に置いた中国人観光客と思しきカップルが、あろうことか優先座席にどっかりと座っている。

 

大きな大きなスーツケースはそれぞで一つずつで2つ。

 

たった二つしかない優先座席に臆するでもなくどっかりと。

 

バスは満員ではなかったので通路が通れないというほどではなかったが、態度のでかさに驚いた。

 

タクシーに乗れ!

 

京都はそんな大きな町ではない。

 

まして市バスで移動しているのだから遠くへは行くまい。

 

つまりタクシー代はそんなにかからないはずだ。

 

円安でやってきたとは言え、海外旅行ができる身分。

 

タクシー代をケチるな、ましてやよその国で優先座席に座り、大きな大きなスーツケースを狭いバスに乗せるな。

 

常識がなさすぎ。

 

市バスには「スーツケースは乗せないで」と小さく書いている。

 

もっともっと大きく表示すべきで、バスの入り口でどこの国の人間でもわかるようにイラストかなにかででかでか表示すべきだ。

 

もし乗ってきたら運転手は「降りろ」というべきだ。

 

それを徹底してほしい。

 

でないと、市民はえらい迷惑だ。

 

観光客は、市民には「客」ではない。

 

誰も招いていない。

 

勝手に来たのだから来た方が「気を遣う」べきだ。

 

普通に考えて大きな大きなスーツケースをバスの乗せることはためらうだろうし、罪?の意識を感じるべきだ。

 

おまけにその中国人?観光客は大きな大きなくしゃみを何度もし、手で塞ごうともしない。

 

うるさい。

 

話は変わるが、昨日、体操男子団体で逆転して金メダルと獲ったとか。

 

逆転できたひとつは中国人チームの一人がミスをやらかしたからだが、ミスをした瞬間、中国人チームの一人の選手が顔をそむけるのが映し出された。

 

「ばか、やりやがって」という表情だ。

 

日本チームを褒めるわけではないが、彼らは仲間が失敗しても「どんまい、どんまい」という風に手を叩く。

 

その差はなんだろうか?

 

別に中国人をこき下ろし、日本人を褒めたいわけではない。

 

いい中国人もいる。

 

ただバスの中で横柄な中国人(かどうかは断定できない)観光客を見ただけに差別意識がもたげた。

 

エゴにもほどがある。