つれあいがネットで中古の上着を買っている、最近。
真似て自分もそうすることにした。
自分はもう爺いだし、おしゃれとは縁遠く、いやもともとおしゃれには関心がなく、安い「無印良品」の上着で十分だと思っていた。
しかし「無印良品」はやはり「安かろう」の品物で、悪くはないがパッとしない。
で、「楽天市場」で「ジャケット、中古、夏物、男」と検索するといろんなもの出てくる。
もちろんそれなりのブランド品である。
安いのは1000円を切り、高いのは2、3万円する。
古着のランクづけがあり、新品同様、少し汚れあり、シミありなどと書かれていて、それで値段が決められている。
写真もついているので傷み具合もわかる。
古着なんかとんでもない、他人が着たものなど、と思う人はダメ。
出どころがわからない、遺品かもしれない。
どこの誰が着ていて、なぜ売られているかはもちろん明かさない、明かさないから買える。
爺いはいまさら数万円、十数万円もするような上着を買えない。
着ていくところもない。
リユースで十分。
問題はサイズだ。
アバウトに「M」とか「L」で買うとサイズが合わず、損をする。
肩幅が合わない、袖丈が合わないとか。
ちゃんと肩幅、着丈、袖丈、身幅が書かれたものでないと買ってはいけない。
もう15年ほど前に買って、いまも着ている唯一のブランド夏物ジャケットのそれらを計り、同じ数値のものを買うことにした。
これ、というものがあり、サイズもほぼピッタリ。
値段は2750円だった。
そして一昨日、届いた。
実際に着てみるとほぼピッタリ、色もイメージ通り、汚れも目立たない。
初回の中古品購入、成功。
なんか得した気分。
さっそく昨日、着て、ガイドの仕事をした。
味をしめて、もう一着、中古上着を買うことにした。
前回は「ベージュ」、今回は「ブルー」。
サイズ、価格で悩んで4500円のを買った。
果たして2回目もうまくいくか、届かないとわからない。
すでに何着か買っているつれあいは、時々イメージと違って失敗すると言っていた。
いわば賭けだ。
安いとは言え、みすみす数千円、損をする。
でもうまくいけば、得気分いっぱい。
上着以外にもリユース品はいろいろありそうで、いろいろ探るのが楽しい。
中古で十分と割り切ると中古品漁りも楽し。