おはようございます
ポケごーです
ほんとに寒い雨もいややぁぁ
先日までの暖かさが3連休だったら
行楽日和でしたよね
今日はメガ損保3社を比べてみよーとおもいます
保険業界をけん引している高配当銘柄でも人気の3社
・東京海上HD【8766】 時価総額:8.54兆円
損害保険だけでなく、生命保険も展開しており、国内最大の保険会社
・MS&AD 【8725】 時価総額:3.8兆円
三井住友海上とあいおいニッセイ同和を傘下に持つ
・SOMPOHD【8630】 時価総額:2.9兆円
損害・生命保険の大手で、海外展開も好調
メガ損保3社と呼ばれるだけあって規模がでかいですね
中でも東京海上HDはずば抜けてますね
【基本的な指標をまとめました】
◆2011年から2022年の3メガ損保の推移
全体的には上昇傾向にあります
◆2022年(2022年3月決算)保険料収入は
東京海上HD:前年比15.0%増4兆4,699億円
MS&AD:同9.0%増3兆9,344億円
SOMPO HD:14.1%増3兆6,707億円
・東京海上HDとMS&AD HDが首位争いをしていましたが、
2022年以降は両社の差が開き始めてますね
・2023年はSOMPO HDがMS&ADSを追い上げてます
・2022-2023年は、前年に比べ業績を大きく伸ばした1年ですね
・各種保険の値上げ効果、円安による追い風など、
主力の損害保険事業が好調にでした
◆今後の展開
少子高齢化の進展や人口減少による国内市場の縮小が課題
こうした市況により、大手各社は海外展開を進めています
東京海上:欧米やアジアなど46の国と地域で展開
2022年(2023年3月決算)の海外の保険料収入の割合は全体の43%を占めており、
なかでも海外事業を牽引しているのが北米エリア
インドや南アフリカの損害保険会社に出資するなど新興国にも注力
2021年4月にブラジルの住宅向け保険販売を手掛ける保険合弁会社を設立
MS&AD:主に欧州やASEAN地域に進出し、49の国と地域に展開
海外事業は全体の24%となり、その内の6割を欧州が占めています
SOMPO HD:北米、欧州、中東、南アフリカ、アジア、
中南米など世界28ヶ国に進出し、218都市で展開
海外事業の割合は全体の9%
農業保険に力を入れており9か国で提供
2021年9月にはイタリアの農業保険会社を買収するなど、
海外の農業保険会社のM&Aを活発化
事業拡大で進出した海外では自然災害の規模が大きく収益を圧迫しやすい
今後のリスク管理が重要
国内外で起こる大規模自然災害に備え
「異常危険準備金」の取り崩し額の増加などを強化する予定
自然災害の増加に伴い保険金支払額は年々増加傾向
地震保険料と火災保険料が相次いで値上げ
2022年10月には火災保険を11~13%の値上げ
最長契約期間も10年から5年へと短縮
◆まとめ
・各社とも売り上げ業績は年々上昇している
・国内市場規模の縮小で海外へ展開
・自然災害の規模も大きくなり収益圧迫リスク
保険事業ですから当然、災害など起これば株価は下がるとおもいます
ただ、メガ3社は回復も早く安定性はあると思いました
本日もお付き合い頂きありがとうございました![拍手](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/130.png)
*当ブログはポケごーの考察であり、購入を勧めてる訳ではありません
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