「僕らが毎日やっている最強の読み方」 佐藤優 池上彰

佐藤と池上という方の「情報収集の方法」という話である。楽しく読めた。
昔何かで読んだ言葉として「情報過多と情報不足を比較すると、情報不足の方がまだ良い」というものがあった。確か、下手に情報が多いと判断が迷う懸念が大きいという点にフォーカスした話だったと思う。現代まさに情報過多の時代に再度考えてみても良い言葉だろう。
考えてみると、情報とは「判断する材料」である。情報という「材料」を使って作り上げる「最終製品」は「判断」だ。材料と製品が似て非なるものだ。そう考えると、本書で開陳される「情報収集の方法」とは、最終製品では
全く無い。これを読者は良く気を付けるべきだ。僕はそう思いながら本書を読み進めた。
「判断」とは、常に、誰に取っても、どのような状況でも、容易なものではない。判断とは「何かを選ぶ」
ことだが、裏を返すと「それ以外を全て棄てる」ことを意味するからだ。無数の選択肢の中で、1つ以外の
選択肢を全て棄てさることは、結構度胸がいる話だ。その怖さが分からない事を「蛮勇」という表現が
ある一方、余りに怖がり過ぎると「優柔不断」と表現する。
僕らは常に、その二つの言葉の間でふらふらしていると言える。但し、最後は「決めないといけない」
ということも分かっている。その為に判断材料が欲しいわけであり、結果として本書のような本が
ゴマンとあるわけだ。
本書は参考になる。面白かった。但し、所詮は「参考」である。目的はあくまで自分で考えて、自分で
判断することにある。本書でお二人はこの点を明示していないが、行間からはそんなご意見が立ち上って
いる。繰り返すが面白かった。
昔何かで読んだ言葉として「情報過多と情報不足を比較すると、情報不足の方がまだ良い」というものがあった。確か、下手に情報が多いと判断が迷う懸念が大きいという点にフォーカスした話だったと思う。現代まさに情報過多の時代に再度考えてみても良い言葉だろう。
考えてみると、情報とは「判断する材料」である。情報という「材料」を使って作り上げる「最終製品」は「判断」だ。材料と製品が似て非なるものだ。そう考えると、本書で開陳される「情報収集の方法」とは、最終製品では
全く無い。これを読者は良く気を付けるべきだ。僕はそう思いながら本書を読み進めた。
「判断」とは、常に、誰に取っても、どのような状況でも、容易なものではない。判断とは「何かを選ぶ」
ことだが、裏を返すと「それ以外を全て棄てる」ことを意味するからだ。無数の選択肢の中で、1つ以外の
選択肢を全て棄てさることは、結構度胸がいる話だ。その怖さが分からない事を「蛮勇」という表現が
ある一方、余りに怖がり過ぎると「優柔不断」と表現する。
僕らは常に、その二つの言葉の間でふらふらしていると言える。但し、最後は「決めないといけない」
ということも分かっている。その為に判断材料が欲しいわけであり、結果として本書のような本が
ゴマンとあるわけだ。
本書は参考になる。面白かった。但し、所詮は「参考」である。目的はあくまで自分で考えて、自分で
判断することにある。本書でお二人はこの点を明示していないが、行間からはそんなご意見が立ち上って
いる。繰り返すが面白かった。