人事の季節 | くにたち蟄居日記

人事の季節

 人事の季節である。

 この時期になると、かなりの年配の方でも「男の子」になっているように見える。色々なところで
ひそひそ話が多く、小会議室は常に使用中になっている。結果が出てくると悲喜こもごもだ。微笑ましいと
言ってもよいかもしれない。

 人事が大きな関心事であることは昔からだろう。人間が人間としての意識を持って以来なのだと
僕は思っている。中国の歴史にしてもギリシャ・ローマの歴史にしても同様ではないか。

 人間は自分の人生を自分の努力や力で変えていくことが出来ると考えている。その努力や力が
人間をここまで押し上げてきたと言える。但し、当たり前のことながら、自分の人生などは偶然の産物
である。それをきちんと意識していくことは自分を相対化する大きな効果に繋がる。

 「結局最後は死ぬ」と考えていると、少々の人事異動等、とるに足らない話ではあるのだ。但し、そう
達観することもこれまた難しい。僕自身も偉そうに言っていても、達観にはほど遠いのであろう。