「国分寺 国立 本」   | くにたち蟄居日記

「国分寺 国立 本」  





















 
僕の住んでいる街が国立であるので、本書を手に取った。

 勤務地から考えると国立とは決して近い場所ではない。勤務先の同僚と比較しても
遠いところに住んでいる部類に入る。それでも国立から離れる気がしないのは、やはり
国立という街への偏愛ということかと思う。

 本書に見られる通り、国立とはスノビズムを帯びている。品の良い街と言われる
ことが多い国立に住んでいると、ある種の鼻持ちならない部分も出てくるという点は僕も
承知しているし、また承知していなくてはならない。
 そんな嫌味があるにせよ、それでも国立は魅力的な場所だと、僕は、思う。こじゃれた店
だけではなく、例えば南に下がれば湧き水と里山が散在する、自然豊かな地方都市でも
あるからだ。

 僕はこれからどのくらい国立に棲むのか。当然答えはないわけだが、例えば本書を
携えて、ある程度の年数を楽しむ積りだ。それを僕は「くにたち蟄居」と呼んでいる
わけだが。