徒然草 第五十段 | くにたち蟄居日記

徒然草 第五十段

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 第五十段では鬼見物の話の紹介である。伊勢の国から鬼に化けた女が京に来たという噂話だ。誰も
確かに見た人はいないのだが、噂は広まるばかりである。現在の都市伝説と基本的に同じ構造だ。
 
 兼好が鬼を信じていたかどうかはこの段からは見えてこない。孔子は昔 怪力乱神を語らずということで
あったから彼もそれにならっていてもおかしくない。この段でも淡々と噂話を書き留めただけとも言える。
 
 それに比べると現代の僕らのほうがよほど怪力乱神を語っているのだろう。