徒然草 第四十八段
ここでは兼好は「ご飯の食べ方における礼儀」について書いている。
テーブルマナーというものが日本においても昔からあったことには感心するしかない。
但し、「食べること」と「食事の場」とは、全く次元の違う事象であることも確かだ。「食事の場」
とは、高度に文化的な「場」でもあるからだ。食をともにすること自体が既に政治的な話でも
あるからだ。デートにおいても会食が欠かせないのは、食事をともにすることに強い
メッセージがあるからだろう。「同じ釜の飯を食べる」という言葉も我々は持っている。