「蚊   ウィルスの運び屋」  | くにたち蟄居日記

「蚊   ウィルスの運び屋」 

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 エボラ出血熱やデング熱などの感染症が話題になっていることもあり本書を読むことにした。

 世の中に色々な害虫がいるわけだが、確かに蚊が齎した災難は他のあらゆる動物を超えている点
が良く理解できた。蚊によって亡くなった方の人数は数えようもないくらいである。
 また僕自身、タイとインドネシアで生活していたこともあり、身近な方がデング熱やマラリヤに罹患する姿や
話には良く接する機会を得てきている。本書を読んでいると僕自身が罹患しなかったのは
たまたまであったことも良く分かった。

 確かに歴史を見ると、感染症との闘いが人類の歴史とも言える。コレラ、マラリヤ、ペスト、
天然痘、狂犬病、インフルエンザなど、枚挙のいとまがない。動物としての人間の体は非常に
脆いと改めて思った。これだけ感染するものを持っている動物が他にいるのだろうか。直観的
に言うと、人間が突出して感染するものを持っている気がしないでもない。
 その理由を考えると「生息地域の広さ・個体数の多さ・人口密度の高さ・雑食性の高さ」
等が上がるような気はする。素人考えながらも、色々な理由が想定される気がする。

 それにしても蚊ごときにやられてたまるかと思う。但し蚊も彼らの存在をかけて血を吸って
いるだけである。そう考えると、大きく行って生き物の営みゆえしょうがないと達観するしか
ないか。