ロゼッタストーン

阿部謹也の「ハーメルンの笛吹き男」をキンドルで購入し、IPADで読んでいる。便利な時代になったものである。
電子図書というものにはなかなか慣れない。本とは物理的に本であった時代が長かったからだと
思う。
本には魔力がある。読書家、蔵書家、愛書家等という漢字を並べて見ているとそれが良く分かる。そういえば
「薔薇の名前」という本があったことも思い出した。あの本も、突き詰めると、本への愛情の話だったのかも
しれない。
焚書というような言葉も思いだす。かつて、本は体制にとって危険な存在であったわけだ。今でも
発禁の本がある国もあるわけだし。
大英博物館に先日行った。入り口にはロゼッタストーンが置いてあった。あれも石でできた本なのだろう。
かように固い石に文字を彫り付けるという暗い情熱を持った人も居たわけだ。これまた不思議ではある。
本に関してぼんやり考えると色々と勉強になる。