「もっと面白い本」 | くにたち蟄居日記

「もっと面白い本」

 
 『面白い本」が面白かったので続編も読んだ。

 続編は概して面白くないものだ。映画がその典型だろう。映画の続編で感心したのは、ゴッドファーザーパート2
と、スターウォーズ 帝国の逆襲程度だけだ。エクソシスト2も好きだが、あれは前作とあまり関係が
なく、独立した作品だと理解している。

 本作はどうか。面白い本の紹介という作りにて、結論的にいうと一作目同様面白く読めた。買いたい本のページ
を折っていたが、折り目だらけである。

 考えてみると「読みたい本」が沢山あるという状態は僕にとっては極めて幸せな状況だ。まだ見知らぬ面白そうな
本が色々あるということ自体が生きがいになり得ると思う。これは著者も同じなのだと思う。

 最後の「余禄」が白眉である。著者が指摘する大会社の社長の「竜馬がゆく」好きの部分には爆笑した。
僕は余禄の最後で著者が言う「はっきりいえることは、今まで本をあまり読んでいなかった層が、本を手にとりはじめたということだ」という意見にはいささか疑問がある。但し 、著者がそうあってほしいと考えることはよく分かる
気がする。誠に本はある種の魔物だ。