「笑うカイチュウ」
寄生虫の話である。非常に興味深く読めた。
本書を読む限り、人間を含む多くの動物たちは基本的には沢山寄生虫を抱えて生きてきている。現在の日本
では寄生虫はかなり限定されている様子だが、そうなったのはつい最近のことであり、むしろ特殊な
状況と言える。人間や動物にはそもそも寄生虫は普通にいるものだと考えることの方が自然である
ということかもしれな い。本書では寄生虫のお陰でアレルギーや花粉症をまぬがれているという
例も紹介されている。それを読んでいると「寄生虫」ではなくて「 共生虫」 という言い方もあるのではないか
とすら思ってしまう。
それにしても地球から見てみると人間とは寄生虫なのかもしれない。かつその寄生虫である人間は地球の主人の
ように振舞っている。寄生虫にとって宿り主が死ぬことは自身の死にも繋がる。寄生虫が案外致命的ではない理由は宿り主に死んでもらっては困るというロジックにあると僕は勝手に想像している。その意味で人間は宿り主の地球をどう考えているのかは、我々が試されている課題かもしれない。
本書を読む限り、人間を含む多くの動物たちは基本的には沢山寄生虫を抱えて生きてきている。現在の日本
では寄生虫はかなり限定されている様子だが、そうなったのはつい最近のことであり、むしろ特殊な
状況と言える。人間や動物にはそもそも寄生虫は普通にいるものだと考えることの方が自然である
ということかもしれな い。本書では寄生虫のお陰でアレルギーや花粉症をまぬがれているという
例も紹介されている。それを読んでいると「寄生虫」ではなくて「 共生虫」 という言い方もあるのではないか
とすら思ってしまう。
それにしても地球から見てみると人間とは寄生虫なのかもしれない。かつその寄生虫である人間は地球の主人の
ように振舞っている。寄生虫にとって宿り主が死ぬことは自身の死にも繋がる。寄生虫が案外致命的ではない理由は宿り主に死んでもらっては困るというロジックにあると僕は勝手に想像している。その意味で人間は宿り主の地球をどう考えているのかは、我々が試されている課題かもしれない。