Do it well or do it again

Do it well or do it again
上手くやれ、でなければやり直せ
ハードボイルド映画に出てきそうなセリフだ。ボギーあたりに言わせたい。
個人的には、最近 こういう言葉は好きではなくなってきた。なにせ、永遠に終わりなき作業を強いられそうではないか。
「成功の秘訣は、成功するまで続けることです」というような言葉をたまに聞く。成功した後なら何とでも
言えるのだろうな。但し、何が「成功」なのだろうかと考える感受性が時に有っても良いのではなかろうか。
「成功」とは「功を成す」という意味なのだろう。
「功」とは何なのか。白川静「字統」によると、「工は工作の具、力は鋤」とある。どうやら農作業の話らしい。豊作を迎えることが成功というわけか。なるほど、そう言われると分かりやすい。「豊作の秘訣は豊作になるまで続けることです」と言い変えてしまえば、くだんの言葉も味わいが出てくる。
まこと、農業くらい人間臭いものはないわけだ。
Do it well, or do it again
考えてみると、社会人になってからは、この言葉の連続だったんじゃないか。そんなふうにも思ってしまう。他人にも、これを強いてきた自分というものもあるような気がする。
それで良いのか 良かったのだか。