「世界」 2011年4月号 TPP特集

TPP特集である。感想は二点だ。
一点目。TPPという言葉自体は新聞で良く見かけたが、その中身に関しての理解は極めて少なかった。今回本誌を読んだことで大変勉強になった。特に、日頃購読している日経新聞には書かれていない内容があった。
一点目。TPPという言葉自体は新聞で良く見かけたが、その中身に関しての理解は極めて少なかった。今回本誌を読んだことで大変勉強になった。特に、日頃購読している日経新聞には書かれていない内容があった。
日経新聞は面白い新聞であるとは思うが、やはりある種の偏向はある。これは日経新聞に限らず、あらゆるメディアにも言えることだ。従い、日経新聞を責める積りはない。要は、自分なりにソースを複数持って、出来るだけ自分で「考える」ということなのだと思う。
二点目。大震災を経験した後でTPPに何が起こるのか。
今回の震災ではっきりしたのは首都東京は福島県がリスクを取って設置した原発に大きく頼っていたという事実である。また、これは今後じわじわ出てくるだろうが、農産物に関しても北関東への依存度が強いことが見えてくるはずだ。
端的にいうと「外部に頼る経営体質」ということだ。これをTPPと絡めて考えると、再度食糧自給への議論が沸騰してもおかしくないと僕は思う。TPPを受け入れることで、日本の食糧自給がどうなるかという点は再度検証されるべきだろう。「計画停電」ならぬ「計画断食」というようなものが、将来の日本に発生しないとは誰も言えないだろう。
今度の震災の後にしばらく読書も、ままならず、ただネットとTVを見ているだけの時間が過ぎていた。そろそろ、我に返らなくてはならない。本誌は、それを手伝ってくれた。