絶対主義
普段の読書の際には高校の歴史の教科書を脇に置いておくことが多い。高校時代に世界史を勉強した記憶が無く、従って知識が怖ろしいくらい少ない。
ところで先ほど 「詳説 世界史」 (山川出版社1997年改訂)に以下文章を見つけたところだ。
「絶対主義の国家は、富国強兵をめざして国内の商工業を保護育成し、
貿易の振興によって、できるだけ多くの貨幣を手に入れようとした。
この政策を重商主義という。そこでヨーロッパ列強は、自国製品のための
海外市場として植民地を求め、激しく争った。」 163頁
この言葉を少し書き変えてみよう。
「当社は、自社利益の最大化をめざして、国内の製造拠点を育成する一方、海外展開によって
可能な限りの収益拡大を目指します。
この戦略は いわばグローバリゼーションと言えます。
当社は 競合相手がいる中、自社製品販売の為の海外市場開拓に全力を尽くしています」
教科書の項目は16-18世紀の絶対主義の話である。それから 数百年たっても 同じことをやっているわけかと妙に感心したところだ。
やれやれ。