ドバイにて | くにたち蟄居日記

ドバイにて

 出張でドバイに来ている。昨晩はエジプトの方との会食だった。
 
 今回のエジプトの「革命」で一番彼として驚いたことは「革命が可能であった」という点に尽きるらしい。まさか実現するとは思ってもいなかったような事が実現されてしまったという一種のあっけなさが そこにはある様子だ。
 
  但し、エジプトはこれから憲法改正もあるし、まだまだ混乱は続くだろうとも言っていた。なにより誰が新しいリーダーなのかが見えにくいらしい。「まあ 合議制でやるしかないよな」ということらしい。
 
 
 一方 リビアに関してはカダフィ大佐体制の崩壊は時間の問題であること、次はイエメンとアルジェリアであろうと、その後に若しかしたらサウジアラビアも楽観できないだろうと。「液状化」は留まることを知らないとでも言いたいような口ぶりだった。エジプト人の彼としては一種の達成感も見え隠れした。
 
  将来、2011年が中東にとってどのような評価になっているのか。何かの始まりだったのか、何かの終わりだったのか、終わりの始まりだったのか、始まりの終わりだったのか。そんな言葉遊びを頭の中で繰り返して
いる。
 
 ドバイの日曜日の朝は静かなものだ。但し日曜日はこの国では日本の月曜日に当たる仕事をする日でもある。