<sさんからのメール>
くにたち蟄居日記さんのメールを読んでふと浮かんだ疑問を聞いてください。
私は小学生の頃 **に一時期住んでいたことがありました。そのため、夏は、学校から帰ると、虫取り網と虫かごを持って、毎日のように山や川へ虫取りに出かけ、夕方には、虫かごに何十匹ものトンボや蝶を入れて、友達にどれだけ多く取れたか自慢しあっていました。
それにもかかわらず、今は虫が怖くてしょうがないです。蝶が特に怖いです。
いつから蝶が怖くなったのでしょうか。その他の虫も、小さな頃は飼ったり触ったりしていたのに、
いつから怖い存在になってしまったのでしょうか・・・
どうして大人になると虫が怖くなるのか・・・
ふと、不思議におもいました。
S
<sさんへの返信>
Sさん
それは貴女が虫の怖さを直観的に理解しているからです、きっと。
虫って結構怖いんですよ。例えば
1 虫の知らせ
2 虫の居所が悪い
3 虫が好かない
4 虫送り
という例を見ていると、そこに出てくる「虫」とは 一種の魔力を持った
異界の存在です。
ね、結構不思議な言葉として「虫」を使っているでしょう?
だからこそ「堤中納言物語」の「虫愛でる姫」は 異界と通じた存在ということに
なり、一篇の短編にまでなったのだと思います。風の谷のナウシカの原型にもなった
と聞きますよね。
貴女は、きっと、そんな怖さを本能的に感じて、怖いのではないですかね?
くにたち蟄居日記