NHKスペシャル「核廃絶と非核三原則」 | くにたち蟄居日記

NHKスペシャル「核廃絶と非核三原則」

 家族を日本に本帰国させたので休日が暇である。NHKスペシャルを見る癖がついてきた。
 
 今回の特集は、日本がかつて核兵器を保有することを真剣に検討したというスクープである。非核三原則を打ち出した時期に、核保有を模索していたということだ。もう少し言うなら、核保有を検討し、断念した事で、非核三原則を打ち出したとも読める展開になっている。
 
 歴史を振り返ると、力と力のぶつかり合いであることが良く分かる。これは人間だけではなく、動植物全てがそうだ。多様な動植物が共存しているのは、お互いに他を思いやっているからではない。戦いの上で、微妙なバランスに立って共存しているということが実態なのだと思う。
 
 核は、その「力」の頂点に立つものなのかもしれない。それを人類が今、放棄することを模索している。歴史的に見ても 力を放棄するということ自体は、極めてユニークな発想だろう。果たして上手く行くかどうかは分からない。分かっていることとしては、それが達成されるには数世紀かかるだろうということだ。勿論、地球の歴史から見ると、数世紀とは、非常に短い時間だ。例え、僕が、それを見ることが出来ないにせよ。