弾指(たんじ)弾指 [ だんし ・ だんじ ] とも言う。親指と人差し指をはじいて、音を出すこと。インドの習俗に始まる。許諾・警告・忌避や歓喜などの意を表す所作。入室の合図などを表す。また場合によっては排泄後などの不浄を払う意味で行う。これが後に爪弾(つまはじ)きといわれ、嫌悪や排斥の気持ちを表すことになった。墓石や位牌の根性抜き(魂抜き)などに僧侶は使用する。