誹謗正法(ひぼうしょうぼう) | 法源のブログ

法源のブログ

末法の世の常、皆様で仏教の良さを広め、共に学んでいきましょう。

人生相談、お気軽にしてくださいませ。

謗法ほうぼう、ぼうほう)は、誹謗正法(ひぼうしょうぼう)の略で、日本の仏教あるいは一部の宗派間で使われる用語である。

“誹謗正法”とは、仏教の正しい教え(正法)を軽んじる言動や物品の所持等の行為を指す。
誹・謗とは“そしる”、つまり貶(けな)す、腐(くさ)す、非難するなど、悪く罵(ののし)ることである。

語の基本的意味としては仏教各宗派とも共通ではあるが、どの行為が「誹謗正法」に当たり、どの行為があたらないかについては、宗派によって、また極端な場合には人によって異なる解釈をしている。

自宗に対する積極的な批判や攻撃・弾圧などのみを謗法と呼んでいる宗派もあり、他宗の本尊を拝むことを謗法としている宗派もあり、他宗に少しでも関連した物品の所持や儀礼行事への参加まで何もかも謗法としている宗派もある。