護摩(ごま)密教の儀式。もともとはインドの祭祀。これが密教に採用されて中国、日本に伝わった。密教では、不動明王や愛染明王などを本尊とし、火炉のある護摩壇を設け、木は人の悩みや災難を、火は智慧や真理を表す。息災・増益・降伏(ごうぶく)などを祈願する。木を焚いて、災難を除き、幸福をもたらし悪魔を屈服させるよう祈願する。護摩と祈祷を併せ「護摩祈祷」とする。神道では神道護摩という。仏教儀式神道儀式