空(くう) | 法源のブログ

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末法の世の常、皆様で仏教の良さを広め、共に学んでいきましょう。

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空(くう):二つの意味がある。

1.無我(むが)、あらゆる物は因縁によって四大(しだい)が和合したものにすぎず、時々刻々と変化するために、時間によらない個性は存在しないことをいう。(小乗)

2.平等(びょうどう)、物を差別あるいは区別しないことを『平等』という。
特に『我』と『彼』を区別しないことをいう。自分と他人とを区別して意識することを顛倒(てんどう)した見解として、あらゆる苦しみの根本的な原因であると見なすことが仏教の特徴である。(大乗)