振り返ってみれば…を、反対から表記してみました。
なんでそんなことするのか!って、
いいことを聞いてくださいました!!
よくお客様から聞かれることがあるのです。
「もっと好きなの食べたかったですよね?」
「病院やお薬、嫌なことですよね?」
私はペットの立場から素直に、「はい!」と答えます。
だって、ペットたちからしたら、
もっと美味しいの食べたいし、
病院なんて行きたくないもん!
食べ物を節制することで長生きできる。
そんなこと思ったことない。
病院に行くことで病気が良くなる。
だとしても、嫌なものは嫌。
私たちの思い考えていることと、
あの子たちが望むことには違いがありますよ。
だから、その時のことだけ聞かれれば、
私は素直に、嫌なことでしょうねと答えます。
でも、仏さまの立場からもお伝えします。
(だって、お坊さんなんだもん)
仏さまになって、体を離れて、自由になって、
相手の気持ちに、心に寄り添うことができ、
知った事柄、知った事があると思いますよ。
あなたが一生懸命に食事を考えてくれたこと。
あなたが必死になって病気に向き合ってくれたこと。
仏さまになって、はじめて過去を振り返ってみると、
こんなにも想ってくれていたんだとね。
こんなにも愛してくれていたんだとね。
今は知っておりますよ。
あの日のことを。
あなたの想いを。
仏さまになったペットたちからすると、
あの時には気づかなかった、
あの時には知り得なかった、
あなたの想い、あなたの行動、
ようやく理解することが出来て、感謝しております。
もっと、寄り添えばよかった。
もっと、素直にすればよかった。
「そんなことなら…していればよかった」とね。
あれ?
前回のブログと同じセリフだ。
愛する者のことを想うと、いろいろと思うものです。
立場が違っても、思うことは同じになるのですね。
お互いさまということですね!
そりゃ、そうですよ!!
お互いに想い合っていたから、出逢ったんだもん。
お互いに好きだったから、一緒に暮らしたんだよ。
多少の行き違いや、考えの違いなんて、
あって当たり前。
種族の違いや、言語の違いをも超えて、
ひとりの家族になったんだよ。
この違いの大きさに比べたら、
それくらいのことありますよ。
それなのに、想い合い、好きでいられたのです。
不思議なことですよね。
だって、同じ人間同士で、同じ言語を話し、
同じ屋根の下で暮らしているのに、
分かり合えないことだってあるのですから。
(うちは大丈夫ですよ!たぶん…)
(ちゃんと言葉にして伝えているから…)
(素直に行いにして表現しているから…)
(そう思っているのは旦那だけで…昼ドラか!)
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私の著書:
「ありがとう。また逢えるよね。ペットロス心の相談室」双葉社
「老いゆくペットと幸せに暮らすための40の心得」双葉社