生きている時にいっぱい写真は撮るけど、
亡くなるとその写真見るのが辛いことありますよね。
お客様と話していると、
「いっぱい写真はあるけど、今は見れない」
「アルバムの整理をすると、涙して苦しくなる」
ということありますよ。
写真を見たいけど、見ると思い出してしまいますからね。
今そこに居ないことの寂しさから涙も流れましょう。
あの日のことを思い出しては胸が締め付けられましょう。
後悔や罪悪感で押しつぶされそうにもなりますよ。
よく、ペットロスからの回復法に写真の整理をすることがあります。
確かに、悲しみを癒やす効果はあります。
でも、悲しみを振り返ることにもなります。
アルバムの整理が出来る日が来たらすればいいのであって、
無理にアルバムの整理をするのは苦しいだけですよ。
敢えて苦しいことをするなんてナンセンスですよ。
修行僧でもあるまいし。。。
(いや、修行は苦であってはダメ。
いやいや、楽であってもダメだけど。)
アルバムを整理することで、一緒の暮らしを再認識することができます。
お別れは悲しいことだけど、出逢いや暮らしのいろいろな幸せがあります。
後悔や罪悪感はあるけど、いろいろと楽しんだ日々が多々あります。
アルバムの整理をすると、
いっぱい涙も流れましょうけど、
いっぱい微笑むこともあります。
アルバムの整理はいいことだとは思いますが、
時期や性格がありますよ。
見るのが辛いという時期には、そっとしておいていいのではないですか。
強制ではないのですから。
見たいなと思えるようになったら、チャレンジすればいいのではないですか。
気持ちが向き始めたのですから。
性格的に決めかねるのであれば、命日までにアルバムを作ってはいかがですか。
あの子の供養にもなりますよ。
写真は静止画ではありません。
写真を見れば、あなたの心はクリックされ、動画が上映されましょう。
あの子と一緒に過ごした、色鮮やかな日々がよみがえりましょう。
写真が動くのではありません。
あなたの心が動くのですよ。
あなたの中にあるのですよ。
その姿が。命が。魂が。
アルバムの整理をすることにより、
心と向き合うことが出来るのですよ。
心に向き合ってくださいね!
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私の著書:
「ありがとう。また逢えるよね。ペットロス心の相談室」双葉社
「老いゆくペットと幸せに暮らすための40の心得」双葉社