動物虐待のニュースが報道・配信される度に、心痛むと同時に怒りの感情が芽生えるものです。
痛かっただろうに…
苦しかっただろうに…
信じて近づいたのだろうに…
こんな目に遭うべく生まれた訳ではなかろうに…
せめて、同じ人間の過ちとして、謝罪して、供養して、祈りを捧げ、来世の幸せを願います。
そして、あちらの世にいる私との縁ある者たちに、良くしてあげるよう頼みます!
こういう子たちの為にも、きちんと供養できる僧侶になったのですが、私だけでなく多くの方達が想いを馳せ、お祈りしていることでしょう!
その気持ちにどれだけ救われていることか。
心優しい方は、我が子のように心痛め、やり場のない怒りと、救えない自分自身の小ささに思い悩むものでしょう。
メールや電話で供養してほしいと依頼がありますが、皆さん何かしてあげたいけど、自分には手を合わせることしか出来ないからと、私を知る人は頼ってくるのです。
手を合わせることしか出来ないと言うけど、それがどれだけ有り難いことか!
「しか」ではなく、それでいいのですよ。
私なんかが一人想ったところでと言うけど、それがどれだけ有り難いことか!
「なんか」ではなく、あなたがいいのですよ。
ごく稀な人の思いには裏切られたとしても、多くの人の想いは天まで届き、本来の人の持つ優しさに感謝していることでしょう。
人の心は、受けた小人のそんなものではなく、多くの善意と優しさを感じ、想いに触れて、「人間なんて…」と思わないでほしい!
「いつの日にか」と希望の持てる世界であるよう、私は自らの道を歩み、この世界を良くしたい!!
あの子達の明日、未だ知らぬ未来を護りたい。
それが、同じ人間になしえることなんだ。
人の持つ力は、殺めるための力じゃない。
人の持つ力は、想いを叶えるべく、多くの人と手を携え、共感という想いを現実に変えうる可能性なんだと示したい。
私はそんな一人のお坊さん。
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私の著書:
「ありがとう。また逢えるよね。ペットロス心の相談室」双葉社
「老いゆくペットと幸せに暮らすための40の心得」双葉社