遺言って、難しいですよね。。。
(いきなり、なんですか!)
先日、遠い約束を果たしたことがありました。
ある方とペットの供養を通じて、メールやお手紙を交わし合い、供養祭にいらっしゃるようになり、何度か会ってお話することがありました。
そのお話の中で、ペットのお骨をどうするか?いつか自分の最後をどう終えるのか?お墓の問題を後に託さぬよう、どのようにしたいということを相談されておりました。
いつか訪れる自分の最後には、横田さんにお経を挙げてもらいたい。
手元に置いて供養しているペットのお骨と私のお骨を合同供養碑に。
介護をしている母の時には、どのようにしてあげればいいのか。
相談事を聞いているうちに決まった事柄としては、最後は私が・私にということでした。
でも、そのことを言葉として文字として残して置かないと、何かあった時には伝わらないのですよね。
まさか、ご自身が亡くなるとは思ってもおらず、まだ先のことですけどね!とお話していたのに。。。
母の最期を看取った息子さんから電話があり、メールや電話の履歴を見ると交流があったようなので、どのような間柄で、何をお話されていたのかという問合せがありました。
亡くなる間際には、最後は好きなようにしてと任されたそうですが、私とのお話は文書になっていないので、遺言として果たされることはありませんでした。。。
ですが、先日。
私にお経を!・こちらの合同供養碑に!ではありませんが、生前に親交のあった横田さんのところでお墓のことが決まるまで預かってほしいと息子さんから連絡がありました。
息子さんとしては、当日はお骨をお預けするだけだと思っていたそうですが、ただお預かりするだけというのもねぇ。
私としては、最後のお葬式をしてあげることは叶いませんでしたが、せめて供養のお経だけでもと思い、衣に着替えて、生前の希望であるお経を挙げて、約束を叶えてあげることが出来ました。
親交のあるお客様方からは、「私の最後は横田さんにお願いします!」と、よく言われるのですが、そのことを誰かに伝えておかないと、想いが叶わないこともありますから、ちゃんと言葉にして、きちんと文書にして、遺言としておかないとですよ。
手元に置いてあるペットのお骨については特に!!
希望を言い残して置かないと、万が一の際に、人の事は誰かがきちんとしてくれますが、ペットのことは等閑になることありますからね。
気を付けましょね!
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私の著書:
「ありがとう。また逢えるよね。ペットロス心の相談室」双葉社
「老いゆくペットと幸せに暮らすための40の心得」双葉社