出逢いがあれば、当然のことながら、別れがあるものです。
そんなこと知っているし、分かっているんですけどね。。。
でも、一緒に暮らしている幸せな時には、別れのことをあまり考えませんよね。
いつか別れがあると思いながら一緒に今を暮らすのと、
この幸せがずっと続くものだと思いながら暮らすのと、
どっちが幸せなんでしょうね?
別れのことなど考えず、幸せを謳歌するのもいいでしょう。
別れのことを考慮して、今を大事にするのもいいでしょう。
それなら、どっちでもいいんじゃないの!
そう。どっちでもいいのさ。
今が幸せならね!
ただ、人には惰性という性質があって、別れのことなど気にせずに過ごしていると、また明日も同じ日が来るものだと思って、今日ある奇跡を疎かにしてしまうんだよね。。。
明日も同じ日が来るとは限らないのに。
後から、「こんなことなら、もっと一緒に居たあげればよかった」「こんなことなら、もっと遊んであげればよかった」とね。
至らなかった私は何度このことで後悔したことか・・・
愛する者と一緒に暮らせる今日という日があることが奇跡なんですよ。
こんなことならという別れは、いつも身近にあるのですよ。
そのことに目を背け忘れようとしているだけなんですよ。
愛する人と喧嘩したまま家を出て、帰らぬ人になったらと考えると、
つまらない事で喧嘩したくないし、一緒の時を大事にしようと思うでしょ。
だから、私は妻と喧嘩しない!
(喧嘩にならない思考の柔軟性があるからだけど)
縁があって出逢ったんですから、その出会いを大事にしましょ。
人は出逢いによって、成長します。
善い出会いも悪しき出会いも、善しも悪しきも人を成長させます。
(背は伸びませんでしたが、心は大いに広がりましたよ)
ペットという善い出逢いから、
無償の愛を与えてくれる幸せを知ったことでしょう。
無償の愛を施せる幸せを知ったことでしょう。
ペットがいるお陰で、
本来なら知り得ぬ友達と仲良くなれたことでしょう。
煩わしい人間関係から解放され癒されたことでしょう。
善き出会いは人を成長させるのです。
では、別れは?
別れは人を強くします。
大いなる悲しみから立ち直れば、心は強くもなりましょう。
大いなる悲しみを知ることで、心は優しくもなりましょう。
大いなる悲しみは、大いなる愛です。
あなたは知るのです。
こんなにも愛しい存在であったことを。
悲しみを通じて知るのです。
自らの心に大いなる愛があることを。
知るからこそ涙するのです。
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私の著書:
「ありがとう。また逢えるよね。ペットロス心の相談室」双葉社
「老いゆくペットと幸せに暮らすための40の心得」双葉社