ただのカルシウム

先日亡くなった芸能人が、”死んだらただのカルシウム”だということから、葬儀やお別れの会などせず、お墓も建てる必要はない。たまに思い出してくれればそれでいいとの本人の意思を尊重して、家族だけの見送りとなったそうです。

そうなんですよね。

お骨は、ただのカルシウムなんですよ！

物理的に言えば、ただのカルシムであって、魚の骨やサプリのタブレットと同じです。

でも、そうは思えないのですよね。

一般的なカルシムには何の想いもないので、何とも思っておりませんが、愛する者のお骨には想いがあるので、ただのカルシムという感じがしないのでしょうね。

ということは、骨に何かが宿っているのではない！ということですよね。

私たちの心に想いがあって、愛しいものとなるのでしょうから、やはりお骨はただのカルシウムということになりますね。

お骨の中に想いがあるのではなく、皆さんの心の中に想いがあるのですよ。

お骨の中に感じる魂があるのではなく、あなた自身の中に感じる魂があるのですよ。

あの子の居心地のいい居場所はお骨の中ではありませんよ。

だって、ただのカルシムですもん。

あの子の居心地のいい居場所は、

いつも想ってくれる優しい人の心の中におりますよ。

あまりの愛されように、どんな姿で寛いでいることでしょうかね？

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私の著書：

「ありがとう。また逢えるよね。ペットロス心の相談室」双葉社
「老いゆくペットと幸せに暮らすための40の心得」双葉社