あの日。あの時。

後悔する日や後悔する時があると、何度も繰り返し思ってしまいますよね。

繰り返し思ったところで、何も変わる訳ではないのに、何度も何度も、「あの日、こうしていれば…」「あの時、こうしていれば…」と思い返しては、苦しみ涙することでしょう。

時が過ぎてゆくにつれて、後悔の念というのも落ち着いてくることでしょうけど、同じ日が近づくとまたまた思い返してしまうのですよね。

特に、一周忌や三回忌の頃って、「1年前のあの日…」「2年前のあの時…」ってね。

ある程度時間が経過して、心は落ち着きを取り戻し、日常の生活に慣れているだけに、思い返すと心の落込みが大きく、この頃の後悔や悲しみはまた違った感じがするものです。

あの日にタイムリープ出来たらと思うのは気持ちの上であって、タイムリープ出来るのはアニメや小説の世界の出来事ですよね。

たとえ現実に出来たとしても、今の記憶を保ったまま過去に帰れるのかなぁ。

アニメや小説では、記憶を保ったまま帰れる設定になっているけど、どうなんだろ？

それって、誰が決めたの？？

過去の自分に戻れるとしたら、そのままの自分に戻るだけでしょ。

そしたら、また同じ過ちを繰り返すだけなんじゃないの。

もし、未来の記憶を保ったまま、過去の自分に返れるとしたら、Good！！

そしたら、同じ過ちを繰り返さないで済みますよね。

でも、これって、何回使えるの？？

何回でも使えるとしたら、しょっちゅう過去に戻ってやり直してばかりでしょうから、人生は先に進みませんよね。

それに、その一人のタイムリープに付き合わされて世界中の人の人生がまた繰り返されるんですから、たまったものではありませんよね！

（記憶ない設定ならね。あったらブーイングですね！）

それに、他の人も使えたとしたら、もうごちゃごちゃになってしまうことでしょうね。

だから、現実にはあり得ないことになるのでしょうね。

ということは、あの日。あの時。と未来の自分が後悔しないように、今の自分が今日のこの時にしておくのがいいのでしょうね。

あっ！タイムリープしちゃった！！

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私の著書：

「ありがとう。また逢えるよね。ペットロス心の相談室」双葉社
「老いゆくペットと幸せに暮らすための40の心得」双葉社