「女の子なのにちっともじっとしていないんです。
イヤイヤも激しく、お姑さんからは『甘やかすからこうなるのよ』と言われました。
もっと厳しくするべきなのでしょうか。」
初めてお会いしたとき、2歳の女の子のKちゃんのママは、
子どもの気持ちを尊重したいという思いを持ちつつも、
イヤイヤが激しくなるわが子の様子と、お姑さんの言葉もあり、
「これでいいのかな、これで大丈夫なのかな。」と育児に自信が持てないようでした。
そんなママが、少しずつ
子どもの欲求を知り、
子どもの行動の意味を知り、
子どもが夢中になることの大切さを知り、
そして、Kちゃんが一つの活動に集中して黙々と取り組む様子を見せるようになり、
「育児が楽しくなりました!
夫やお姑さんも、娘を『天才少女だね』ってかなり親ばかになってます(^^)」
と嬉しそうに報告してくれるようになりました。
Kちゃんが夢中になった活動は、見逃してしまいそうな些細なこともありました。
例えば、ママのティッシュケースを鞄から出して、ティッシュケースのファスナーを開けて閉める。ママの鞄にしまう。また鞄から取り出す。の繰り返し。
でもね、これを夢中になって40分間も繰り返したのです。
満足して自分で終えたあとは「ママッ!」と最高の笑顔で抱きついていました(^^)
その後もお家で様々なことに夢中になっている様子をご報告くださいました。
幼い頃に、たくさんの夢中を経験した子どもは、
その対象が勉強になっても、スポーツになっても、そして大人になって仕事になっても、
集中力を発揮して、本来持っている力を十分発揮することができます。
「やりたい!」という意欲を尊重してもらえた子どもは「自尊心も育っていきます」
たくさんの夢中を経験させてあげることは子どもへの最高の贈り物。
そのために、大切なことをお伝えしていきます。
お家で遊びながらできるモンテッソーリ教育の体験会(0歳~3歳対象)を5月に茨城県つくば市で開催します。
開催日等の詳細は来週ご案内予定です。

お家で遊びながらできるモンテッソーリ
太陽ママのお家ようちえん主宰
輝きベビースクール講師
伊原淳子