そう、ママはゆっくりトイレにも行けない時期!
ありますよね~。
☆なぜママがトイレに行くだけで泣くのでしょうか?
赤ちゃんは生後2ヶ月ごろから、ママの顔を記憶できるようになります。
おっぱいやミルクを飲むとき、抱っこされて安心するとき、
歌を歌ってくれたり、やさしい声で話しかけてくれるとき、いつもママの優しい顔があります。
こうしてママの顔は心地よい状態や安心感をもたらす象徴となり、
ママに対して愛着関係を築いていきます。
そして、次第に「ママがそばにいると安心!」と感じるようになり、
逆にママがそばから離れ見えなくなると、不安を感じて泣くようになります。
いわゆる「後追い」の始まりです。
ママが見えなくて泣くのは、しっかりママとの愛着関係が築かれている証拠なのですね!
そう思うと、愛おしいですね♡
そしてこの時期、子どもは
「目の前から姿を消したものは存在しなくなった」と感じます。
「見えないものは、ない!」なのです。
安心安全基地のママが存在しなくなったと感じれば不安で泣きだすのは当然ですよね。
☆後追い泣きがなくなるのは?
さらに成長していくと、物や人は「今自分から見えていなくても存在している」
ということがわかるようになっていきます。(対象恒常性の獲得)
この「見えなくてもある!」を理解した赤ちゃんは、
例えばおもちゃの上にタオルをかぶせて見えなくすると、
自分でタオルを取り払っておもちゃを見つけることができます。
そして、ママの姿が見えなくても「存在しなくなった」とは感じなくるのです。
また、言葉が理解できるようになると、「トイレに行ってくるね。すぐ戻るよ。」
と言えば少しの時間待つことができるようになります。
トイレに行くときに必ず同じように声をかけてからいくといいですね!
だんだん「ママはいつものようにすぐ戻ってくる」とわかり、泣かなくなります。
☆おすすめおもちゃ
このようなおもちゃは、「見えなくてもある!」の理解を促すといわれています。
簡単に作ることもできます。
箱に穴をあけて、下からボールが出てくるようにすれば、出来上がりです!
そして、作らなくても家にあるものを使って同じような遊びをすることができます!
サランラップの芯やトイレットペーパーの芯にボールを落とすだけでいいのです!

このような遊びを繰り返すことで、
「入り口から入れば ➡ 出口から出てくる」という予測する力も育てることができます(^^)
☆まとめ
赤ちゃんの後追い泣きは、ママとの愛着形成のあかし!
楽しく遊び、語り掛け、成長に従い後追い泣きは自然となくなっていきます。
でも、ママがゆっくりトイレに行けるのはもう少し先でしょうか(^^)
私は家で子どもと二人きりのとき、
トイレに行ってもドアを開けっぱなしにしている時期がありました。
何かあったらすぐ察知して飛び出せるように。
それだけ「何をするかわからない!」と不安だったのですね。
そう思うと、
「ゆっくりトイレに行ける」それだけでも、幸せなことですね!
最後までお読み頂きありがとうございました(^^)