恩師がお元気でいらっしゃるのがとても嬉しいこと。
毎年一度、恩師を囲む会を開催しており、なんと(名誉なことに?)今年の幹事は私が勤めさせて頂きました。
今年は震災もあり、被害の大きなところに数多くの先輩がいらっしゃることもあり、開催に関して悩ましい気分になりましたが、集まれるヒトだけ集まりましょう、との恩師の言葉に勇気を頂き、無事に開催できました。
しかし、改めて名簿を確認すると、先輩方の活躍ぶりに度肝を抜かれる・・・
ご挨拶状ひとつ出すのにも気を遣い、また自分の社会人能力の欠損ぶりにため息をつきながらの準備になりましたが、穏やかな先輩に助けて頂きなんとか当日を迎えるに至ったのでした。
(まあ、開催直前一ヶ月、ほぼ日本を留守にするっていう暴挙に出たりもしたのですが・・・)

留学から帰ってきてからは、毎年参加している私。
学会と同じ期間に行われるのだけれども、発表ネタがない私は(涙)毎年自費旅行。
でもねえ。偉い先生方なのにとても気さくで。
でも、何気ない会話にも研究生活を続ける上で重要なヒントが盛りだくさんだったり。
無条件に応援してもらえている気がしたり。
なんだか、法事に出かけたみたいな、暖かい気持ちになるのです。
厳しいことで有名なラボなので、生半可な研究してちゃいけないな、と気を引き締めることにもなるし。
とにかく刺激がいっぱいなのです。

すごいなあ、と改めて思うのです。
こんな会が毎年それなりの規模で開催されて、みんながにこにこ参加できるなんて。ボスの求心力のおかげな訳です。
退職してかなりの期間が経過している訳で、その政治力や地位に惹かれている訳でなく、純粋にボスとその同じ時期を過ごした仲間達に会いたくて集まってくるようで。
そういう絆を生み出し続けてきたボスに、コレまでと違った意味で尊敬の念を感じるのでした。

今年は二次会に、自分がラボに入った当時の先輩方に囲まれて参加したのでした。
みんなそれぞれ、相当なポジションに着いて相当な研究費を稼いで、結婚して子供までいたりするのに。
相対的な年齢差が変わらないせいか、あの当時のままの役割分担で、あの当時のままのペースで、楽しく会話が進む。私は今でも一番下っ端。
・・・楽しかったなあ。

また一年、みなさんに正々堂々と顔見せできるように頑張ろう。
一年、こんなに頑張ったよ、って胸に秘めながら、にこにこと会話できるように頑張ろう。
どうかどうか、いつまでもお元気で私たちの永遠のラボヘッドで居続けてくださいませ。

海外からのお客様研究者とお仕事の打ち合わせをしたのです。
・・・ボスが。

まあ、私の得意分野からは微妙にずれているし、一応同席しましょうか、ぐらいの気持ちで出かけたのでした。ちょいとイケメンだったし(笑)

あろうことか遅刻して話し合いに参加し、議論の行方を見守りつつも私も少し口を挟み始め。
始めは、なんだろこの小娘、的な怪訝な顔でこちらを見ていたお客さま。
いくつかのキーワードをかわした後、ああ、あなたはこの論文のこの著者なんだね?
とコンピューター上で論文を示しながら、素敵な笑みとともに言われる。

わー嬉しいな。全然気がつかなかった。ごめんね、認識できてなかったんだよ。
いや、日本に来てよかった。嬉しいなあ。・・・と喜んで頂く。

・・・遅れてきて自己紹介のチャンスを逃したのは私の責任です(涙)

でもやっぱり、自分の仕事を論文として読んでくれて、面白いと思ってくれて。しかも、シリーズで読み込んでくれているというのは、本当に研究者冥利に尽きます。
しみじみ、嬉しいものです。
そんな仕事を積み重ねなければと真摯に思います。

名刺より名前より、論文で認識されるのは、嬉しい。
頑張ろうって思う。
・・・なにせそのシリーズ論文は、5年以上前のものだから。

その後話は俄然はずみ、そしていろいろと共通の知人がいることが発覚する。
こういう出会いは本当に素敵。

人見知りで、外に出て行くのを得手とはしないのだけれども。
だからこそ、ちゃんと仕事で名前を売って、共通の興味をもつ人たちとしっかり繋がらないといけないな、と思う。

今度、彼の国を訪ねるときに、ラボにお邪魔させて頂こう・・・かな。
折角だからそろそろ、何かお話ができるようにまとめておきたいもの・・・だけどな。
業務が一つ増えたのです。
ま、増えることはあっても減ることがないのが、業務って奴ですけど。

それにしても、結構な負担なやつが、舞い降りて来たのです。
任期は2年。ああ、無事にお務め終了することには、私40代ってことね。
そんな私の、貴重な30代の残りを、この名誉ある(!!)業務に奪われる訳にはイカナイのです

そんなわけで、5月ぐらいからずっと、お仕事の効率化、整理整頓について頭を悩ませていたのですが。
考えてみれば、十分に忙しく余裕なく過ごしている訳で、どうにもこうにもなるもんじゃない。

「東京まで通勤」というシャレにならない時間をどう過ごせばいいのか、とか。
研究を進める為の人員の配置とか・・・

考えたところで、私が余裕なく過ごしているのと同様、ラボメンバーだって一生懸命頑張っている。
私の業務が増えた、という理由で、もっと頑張れとプレッシャーをかけるのは筋違いって奴だし。

結局、ストレスを溜めないように工夫するのが、一番じゃないかと思いが至る。
ストレス解消やら、気分転換やらが苦手な私。
でも、出かけたり、人と会ったり、枕が変わったりするのも、超苦手な私。
・・・とにかく、このストレスを上手に解消する方法をまず考えよう。
で、その後、仕事の取捨選択を行わないと。
なにしろ、私がイライラしていたら、ラボメンバーにもストレスを伝染させるハメになり、最悪なネガティブループが形成される。

そんなわけで、本日は。
マッサージを受けにいき、ついでに回数券を購入し。
時にはジムに通ったりするのもよいかと、水着を購入し。
野菜が足りないと、カレーを自炊し。
情熱大陸に影響を受けて、しまい込んでいたカービィダンスのDVDを見ながら体を動かしてみて。

色々な方法を模索しました。
ん。イケルんじゃないかな。特に、体を動かすのは良さそう。
もう少し続けてみようっと。

嘆いていても、仕事は減らないし、時間は増えないし、勝手に研究は進まないから。
適度に楽しみつつ、苦しみつつ、私が前に進み続けるしかないわけだわ。

・・・定年まで、まだだいぶあるなあ・・・。ま、ぼちぼち生きましょう。
きっかけは手紙でした・・・すっかり惚れてしまって。

先月初め、高知の坂本龍馬記念館を訪れるまでは、坂本龍馬って名前しかしらなかった。
龍馬伝の騒ぎもあまりピンと来ず。龍馬グッズ溢れる町を不思議な目で見ているだけだったのに。

手紙の文字にやられてしまったのでした。
なんだろう。あれ。魅力がにじみ出るような手紙でした。

すっかり心奪われて、それからひと月掛けて、大切に大切に、司馬遼太郎の竜馬が行くを読破。
終わっちゃうのが寂しくてねえ・・・

読み進めるにつれて、なおさら龍馬の人柄に惹き込まれていく。
その考えの規模の大きさに、圧倒されつつ。
色々出てくる、龍馬の恋人達にほんのちょっと嫉妬しつつ。

組織を作ったり、何かをなし遂げる、そのやり方を学ぶことが出来るのだが。
結局、にじみ出る人柄とか心の広さとか、人を引きつけるカリスマ性とか・・・学習では身に付かないところが大きいことも、また同時に知ってしまう。

龍馬さん・・・読み終わっちゃったらこの後どうしよう。
寂しいなあ。
素敵な日本人がいたことを素直に感謝しています。
もう少し引き続き、日本の歴史上の人々の物語を見てみようかな。

予想外のどたばたがあった5月が、なんとか無事終了して。
6月は、学校の先生強化月間となり。
たかだか3つの講義なれど、慣れていない為に、やっぱり大騒ぎ。
だいたい、毎年内容をがらっと変えてしまうからいけないのよね。
これって、アレね。あの、年賀状を何パターンも作っちゃうっていう。
相手には、全然その労力が伝わらないし、必要でさえないけれども。
ちょっとした拘りで、どんどん自分を追いつめるっていう・・・

まあそれでも、自分なりに試行錯誤を3回も繰り返せば。それなりに、ポイントは掴めて来た...といいな(弱気)。
とてつもなく緊張はするのだけれども、でも、学生のカオをきちんと見回して話すことができるようになってきた。
ハナシが滑っているか、受け止められているか、興味を感じてもらえているか、リアルタイムに認識できるし。・・・凹むけどね。

しかし、この手のトレーニングを積むのはいいわね。プレッシャーはキツいが。
とても勉強するものね。
自分の研究、その本質的なところは理解しているし、情報も常にアップデートしていると思うが、その少し離れたところについて、一年に一度ぐらいテーマを変えて情報を収集するのはいいのかも。

その後、ラボエリアの引越(改修のための避難・・・ということは、もう一度もどってくる訳だ)も、無事に終わり。
皆さんの努力のお陰で、当日からすでに実験できる環境に仕上がっていた。
それなりにみなさん、実験できる権利を大切にしてくれているんだなあーって思えて少しほんわりしたり。

そんな一月半ぐらいのお疲れを癒す為に、今日は久々にオフ。
家でぼんやり眠ったり、本を読んだり、テレビをみたり。
ポトフを作ってみたり。掃除・・・しなくちゃなーって思ったり(苦笑)
のんびり過ごしてみました。

さ、色々懸案事項はまだまだあるからね。気合いを入れ直して頑張らなくちゃ。