花粉症ケア | sourcebのブログ

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神奈川県藤沢市湘南台にある酵素風呂とリラクゼーションのお店のブログです。
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皆様こんにちはチューリップピンク


花粉症でお悩みの方があまりに多いので、今日は中医学での花粉症ケアについて書きます予防


花粉症は大きく分けて熱タイプと寒タイプがあり、それぞれケアの方法が若干違います。


簡単な見分け方としては…

◆熱タイプ→目が痒い・喉が痛い・熱っぽくなる・陰虚体質(津液や血が足りない)

◆寒タイプ→水のような鼻水がでる、くしゃみなどが特に朝ひどい・気虚、陽虚体質(気が足りず、身体を温める力がない)


よく花粉症には小青龍湯という漢方がよいといわれていますが、この漢方は寒タイプにはよいですが、熱タイプの方には効果がありません。


熱タイプの花粉症の方で目の痒みが強い場合は菊花、喉の痛みが強い場合は金銀花で蒸気浴がおすすめです。


蒸気浴とは、鍋に菊花や金銀花など、それぞれの症状に合ったをものを入れて沸騰させ、湯気を鼻や口から吸入する方法です。(火傷しないように気をつけてくださいね!)

もちろんお茶として飲んでもいいですが、花粉症には蒸気浴の方が早く改善しやすいです。


寒タイプの花粉症の方はお風呂は21時前、出来るだけ早い時間に済ませてくださいね。

生姜やネギの蒸気浴(蒸気が目にあたらないように)やホットタオルで鼻を温めたり、風池というツボを軽くマッサージするのもおすすめです。


熱寒共通のケアとしては、ヨモギの蒸気浴。



ヨモギには邪気を追い出す力があるので、花粉症だけでなく、風邪予防にも◎グッド!

(ちなみに乾燥ヨモギはドラッグストアなどでも売ってますよクローバー)


皮膚から異物が侵入しないよう、全身しっかり保湿も忘れずに!

鼻の中に薄くワセリンを塗るのもいいですよ上差し


どちらのタイプにしても、花粉症の方は身体に湿が溜まっているので、この湿を出すこと、湿をつくらないことが重要です。


以前も書きましたが、中医学でいう湿とは食べ物が消化吸収されずに余分なものとなった状態をいいます。


湿が溜まると以下のような症状が出やすくなります。


・むくみ

・体重増加

・冷え

・咳

・鼻水

・頭や身体が重だるい

・アトピー

・花粉症

・喘息

・胆石

・尿管結石

・関節痛

・リウマチ

・ニキビ、吹き出物が出来やすい

・副鼻腔炎、中耳炎になりやすい


湿を作らない、溜めないように常に心がけてほしいことは…


*消化に負担をかけない(甘いもの、脂っこいもの、生もの、冷たいもの、味の濃いものを避ける。食べる場合は昼食で)。

*朝食3:昼食5:夕食2の割合で食事をし、遅くても就寝する2時間前には夕食を済ませる。

*入浴は21時までに。特に21時以降の洗髪は控える。

*長風呂はせず、湯船に浸かるのは10〜15分程度に。

*遅くても23時までには寝て、8時間睡眠を。


簡単にいろいろ説明を略して書きましたが…ご参考までにニコニコ